【セルフインタビューVol.19】ひと月半ぶりのメルボルン、楽しんでいますか?
娘の高校留学をきっかけに、2023年2月からnoteをはじめました。50歳からの初海外移住(メルボルン)のあれこれを毎週金曜日に更新しています。2023年8月より毎週月曜日は、自分自身を俯瞰で見るために“セルフインタビュー”として、スピンオフ記事をお届けします。
🔷えっ、まさかの日本ロス⁉︎
ーーおかえりなさい! 先週、メルボルンに戻られたと聞きました。
夏目 5日前に戻りました。日本にいる間は、インタビューを受けることができなくてごめんなさい。もうね、日本を満喫しすぎて、時間がとれませんでした。
―― だと思いました。ぜんぜんメールのお返事くれませんでしたし……。
夏目 あはは。今日からまた再開しますので、どうか勘弁してください。さてと、今日は何をお話しましょうか?
―― では、メルボルンに戻られていかがですか?
夏目 うーん、“ただいま”って言いたいところですけど、“よろしくお願いします”って感じですかね。9カ月暮らしたものの、まだまだ慣れていないというか、緊張している自分がいますよ。緊張?! 違うな、若干のストレスって言ったほうが正しいかも。ほら、言葉の壁もあるし、友だちが増えたといっても、日本に比べればはるかに少ないですから。このひと月半、日本に戻っていたから、余計にそれを感じているんでしょうね。日本ロス…。
―― あらら、夏目さん、メルボルン楽しんでいたはずなのに。
夏目 今だって、楽しい気持ち、ワクワクの気持ちはありますよ。でもね、何て言うんでしょう、楽しんでいても、どこか根っこのほうで、いつも緊張しているような状態なんですよ。例えば、昨日久しぶりに近所のスーパーに行ったんですね。そしたら、日本人がひとりもいないんですよ。もちろん、英語で受け答えはしないといけないし。“あっ、そうだ、ココ日本じゃないんだ”って思って、そしたら、何だか、緊張したんですよね。
―― それは、まだ移住して1年も経っていないワケですから、ある意味、当然ですよ。
夏目 ですよね。ただ、先々週まで日本の地元のスーパーでふらふらして、鍋の材料とか買ってた自分が、こうしてまたメルボルンに戻って買い物してると思うと、何だかすごいギャップありますね。
🔷『おかえり、MADOKA』。心やさしいOP SHOPのスタッフ
―― メルボルンに戻られた翌日、ボランティアされているOP SHOPにも行かれたそうですね。
夏目 眠たかったし、疲れてましたけどね、ちゃんと目覚ましセットして行きましたよ。日本に戻るとき、スタッフに“MADOKA、来月27日からちゃんと戻ってくるんだよー”って念押しされましたからね。その時思ったんです、“私、ココで必要とされてる”って。それって、ものすごくうれしいことなんですよ。
―― スタッフのみなさん、どんな反応されましたか?
夏目 “MADOKA~、おかえり”って。ハグですよ、ハグ。こんなに私、みんなから好かれていたのかしら?! 笑顔で迎えてくれました。それとね、以前お話したかも知れませんが、お店によく来るお客さんで、私に話しかける人がいるんですよ。個人的に”おしゃべりおじさん”って呼んでるんですけど、“おーっ、ようやく帰ってきたのか!”って。彼の名前は相変わらず憶えてないんですけど、一方的にずっと話してました。でも、オーストラリアのアクセントが強すぎて、話の半分もわからない。話しかけてくれるのは嬉しいんですが、何だか言葉の壁がありすぎて、凹む自分もいます。
―― “おしゃべりおじさん”まで、夏目さんを待っていたなんて、人気者ですね。
夏目 いやいやいや、そういうのじゃないですから。ひと月半ぶりに英語環境に戻りましたが、まだまだですね。また、これから英語としっかり向き合って、コミュニケーションがスムーズにできるようになりたいです。
↓おしゃべりおじさんについて詳しく書いています。
ーーそういえば、夏目さんの大好きなお友だち、MARIKOさんとは会いましたか?
夏目 今週の金曜日に約束しています。MARIKOさんとは、日本にいる時もちょこちょこLINEしてまして、お互いの近況はわかっていますから。近所にある、いつものカフェで、いつもの時間に集合します。メルボルンの日常に少しずつ戻ることで、ストレスや緊張が和らぐといいんですけど、ね。
↓MARIKOさんとの出会いはこちらの記事に詳しく書いています。
―― 大丈夫ですよ、夏目さんはメルボルンの暮らしを楽しんでいますから。
夏目 ありがとうございます。こうして、週イチで取材を受けることで、マインドセットできます。今週の木曜日から英語レッスンも再開するので、予習・復習をしっかりしないと。しかも、木曜日は上級クラスだから、うんと頑張らないといけないんですよね。また、若干のストレスとプレッシャーが……。
―― あまり無理をなさらず、楽しむことを優先してくだいね。
夏目 そうですね、せっかくのメルボルンでの暮らし。おもいきり楽しんでやりますよ!