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文章講座、はじめます。

娘の高校留学を機に2023年4月、メルボルンに移住しました。高校卒業までの期間限定の海外暮らし、残り432日のあれこれをnoteに綴ります。


文筆業と言えど、国語が得意なわけではない

文筆業をはじめて、かれこれ25年が経ちました。

この職業に就いていると「小さい頃から本を読んでいましたか?」とか「国語が得意だったんですか?」などよく聞かれますが、そんなことはありません。嫌いではありませんでしたが、成績が良かった記憶はありません。

そんな私ですが仕事はもちろんのこと、こうしてnoteの投稿も続けています。毎日何かしらの文章を書いておりまして、長いときには1日10時間ぐらいのときもあります。

読み手の立場になって文章を書くこと

文章を書くとき、とても気を付けていることがあります。それは、“読み手”の立場になって文章を組み立てること。雑誌やウェブ、広告媒体などジャンルに問わず私が書く文章の先には、読み手が存在します。読みやすさや親しみやすさを大切にしていまして、読んでいて疲れてしまったり、まわりくどい表現は避けています。

私は複数の雑誌媒体を担当していることもあって、読者層に合わせて文章を書き分けるのも得意です。20代と40代が読む雑誌では、当然ながら言葉選びや言いまわしなど細かいニュアンスが違います。これはある程度の経験値が必要ですが、慣れればできるようになります。

noteの読み手によく声をかけられるようになる

娘の高校留学がきっかけではじめたnoteですが、とても嬉しいことにたくさんの方に読んでいただいています。自分でも驚いているのですが、メルボルンで知り合った方に「あのnoteを書いている方なんですね」とよく声をかけられるようになりました。「いつも更新を楽しみにしています」とか、「文章が上手ですね」って言われると素直に嬉しいです。

ある日、noteを読んでくださっている方とお茶をしたとき「文章を書きたいけど、何を書いていいのかわからない」と質問されました。私はもう25年書いていますから、このnoteを書くのも楽しくて仕方がありませんが、確かに書き慣れていない方にとって、文章を書くのは難しいかも知れません。日記なら読み手はいませんが、noteは読み手が必ず存在しますから。

文章がうまくなるために必要なこととは?

そこで、おこがましいと思いつつも、文章講座をはじめることにしました。講座と言っても堅苦しいものではありません。目標は二つありまして、“文章を楽しく書けるようになること”、“読み手の立場になって文章を組み立てること”です。

教科書はとくにありません。文章が書けるようになるには、書くこと以外方法はありませんから。全6回用意しておりまして、各回テーマと文章量を設けております。書いていただいた文章は丁寧に赤入れ(添削)してお戻しします。

みなさまのご応募、お待ちしております!


【応募方法】ご希望の方は以下のメールアドレスにご連絡ください。
※件名に『note文章講座』とご記入ください。
【宛先】naz@mua.biglobe.ne.jp
【受講期間】約3ヶ月
【金額】6000円+消費税
【難易度】
★・・・初級
★★・・・中級
★★★・・・上級
【講座内容】
第1回/自己紹介
文章量・・・400~500文字
難易度・・・★
まずは自己紹介を書きましょう。体裁はとくにありません。“私は、こんな人です”ということが読み手に伝われればそれで構いません。自己紹介する相手、シチュエーションもご自由にどうぞ。

第2回/好きな本の紹介
文章量・・・600~800文字
難易度・・・★
読書感想文ではありません。読み手にご自分の好きな本を紹介してください。本のあらすじ、好きな理由、どんな方に読んでいただきたいか、本に出会ったことで人生観の変化など、読み手が“その本、読んでみたい!”と思わせる文章をぜひ。

第3回/おすすめ映画・ドラマ
文章量・・・800文字~1000文字
難易度・・・★★
堅苦しい批評ではありません。読み手に、おすすめしたい映画・ドラマを紹介してください。内容のあらすじ、好きな理由、どんな方に見ていただきたいか、印象に残ったセリフ、シーンなど具体的に掘り起こしてください。読み手が“見たくてウズウズしちゃう”ような、リアリティのある描写表現をぜひ。

第4回/ひとりインタビュー原稿
文章量・・・1000文字~1500文字
難易度・・・★★
ご自分がインタビュアーであり、取材対象者でもあるという一人二役となる、ひとりインタビュー原稿を書きます。私のnoteにも過去にいくつか記事がありますのでご参考になさってください。自分の内面と向き合うことができ、課題解決にも役立つ機会にもなりえます。読み手にもわかりやすいよう、起承転結を必ずつけてください。インタビューのテーマはご自由にどうぞ。

第5回/身の回りで起こったちょっと愉快な話
文章量・・・1000文字~1500文字
難易度・・・★★★
ご自分の目で見て、実際に起こった愉快なことを題材にして話をまとめます。これは、描写を勉強する上でとても役に立ちます。さらに、読み手がくすっと笑ってしまうようなエピソードを随所にちりばめること、起承転結をリズミカルにつけ、“オチ”もお忘れなく。

第6回/エッセイ
文章量・・・1800文字~2000文字
難易度・・・★★★
さぁいよいよ、最後の課題になりました。ご自分についてじっくり語るエッセイを書いてください。ご自分が主人公の一人称の体裁で、テーマはご自由にどうぞ。note での投稿をイメージしながら、共感が得られるように丁寧に書いてください。“今日の注目記事”に採用されるくらい、気合い入れてください。
↓「ムスメのお叱り」は“今日の注目記事”に選ばれました。

第7回/オンラインでお疲れさま会(※ご希望の方のみ)
所要時間・・・20分前後
娯楽度 ・・・★★★
もしよければ、オンラインでお疲れさま会を開きましょう。文章講座を受けてみた感想をぜひお聞かせください。そのお礼にメルボルンのおすすめスポットをご紹介しますから。

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