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海外移住で気づく、小さな幸せの見つけ方

娘の高校留学を機に2023年4月、メルボルンに移住しました。高校卒業までの期限限定の海外暮らし、残り452日のあれこれをnoteに綴ります。


移住後初!念願のワインバーに行く

先週、夢がひとつ叶いました。

それは、メルボルンで友だちとパブで飲むこと。私、じつはアルコールが苦手でほとんど飲めないんですけど、ずっとあの場所に憧れていたんです。私が住んでいるビーチエリアは週末になるとあちこちのパブで仲のいい友だちを連れてご機嫌にビールやワインを片手にわいわいしてるんです。その光景を横目でチラッと見るたび、“いいなぁ、私もそのお仲間に入りたい……”と、ずっと思っていました。

移住して1年半が経ち、ようやくしたパブデビュー。しかも、メルボルンのお洒落エリアのひとつ、フィッツロイにある人気ワインバーでの開催に胸が熱くなりました。あの日のこと、私、一生忘れません。”ただの飲み屋じゃん”と思うかも知れませんが、私にとってはものすごく敷居が高かった場所でしたから、嬉しくて、嬉しくて。来年、娘は18歳になり、オーストラリアではアルコール解禁になりますから、いつか娘と行きたいです。

チビチビワインを飲む、至福の夕食

ワイン好きな方ならご存知かと思いますが、オーストラリアはなかなかワイン王国だそう。南オーストラリア州がとくに有名ですが、メルボルンがあるヴィクトリア州もヤラバレーをはじめワイナリーがたくさんあります。

先にお話ししたように、私はアルコールが苦手です。飲むと顔が赤くなり、若干動悸がはげしくなるので、今までずっと飲まない人生でした。ですがメルボルンで暮らしてワインに興味を持ち始め、”グラス1杯ぐらいならいけるんじゃないか……“と興味が沸き、チビチビと夕食のときに飲むようになりました。

初心者が断言。オーストラリアのワインはうまい!

こんなデビュー仕立ての初心者が言うのも何ですが、オーストラリアのワインって飲みやすいです。ラベルの裏に書いてある特長を読むと、”パッションフルーツのような…”とか、“洋なしのような…”という例えの通り、とてもフルーティ。白ワインを冷やして飲むと、すっきりとしていて喉ごしがいいんですよね。アルコール度数もいろいろなので、そのあたりもチェックしながら楽しんでやっています。とは言え、5日間かけてようやく1本を飲み切るぐらいなんですけど、ね。

私のワインデビューを日本にいる夫に話したら、かなり驚いていました。夫はイタリア料理店を切り盛りしていて、料理だけでなくワインもとても好きな人です。今年の春、一時帰国をした時にワインを6本お土産にしたら、「オーストラリアのワインはおいしいなぁ」と喜んでくれました。

いつか夫とチビチビとワインが飲みたい

ワインはスーパーで買うときもありますし、ワインショップに行くこともあります。予算はだいたい10~20ドルぐらいで、ラベルの裏にある特長のほか、ラベルの可愛さ=”ジャケ買い”で選ぶこともあります。そもそもワインに詳しくないので、何となくの直感で選ぶことが多いですね。今のところ、お気に入りのワインを2本見つけました。

ワインと出会ったことで、毎日の夕食が楽しみに、華やかになったことは言うまでもありません。ギョウザの日も、グラタンの日も、カレーの日も、メニューを問わず小さいグラスに1杯だけ白ワインを注ぎます。

メルボルンで暮らしてはじまったワインのある生活。

日本に帰ってもおそらくこの習慣は続けるつもりです。私がチビチビ飲んでいる姿を見て、夫がどんな顔をするのか、とても楽しみです。

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