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日本でいちばん詳しいA-Beautyの美容ライターになるために、シドニーに行く!

娘の高校留学を機に2023年4月、メルボルンに移住しました。高校卒業までの期間限定の海外暮らし、残り505日のあれこれをnoteに綴ります。


美容ライターになって25年、まさに私の天職!

かれこれ、美容ライターという職業について25年になります。うんと昔になりますが、ギャル誌の編集部員を2年経験し、ひと通り雑誌の作り方を覚えたところで、ひょいっとフリーランスになりました。当時は美容ライターという肩書きではなく、“ライター”、しかも駆け出しでしたから、依頼された仕事は何でもやるというスタンスでした。ショップ取材やら街ネタ、読者のスナップ同行など、何でもです。かれこれ3年ぐらいはそんな感じでなりふり構わず働き、2000年代初頭にやってきた空前の美容ブームにうまく乗っかり、肩書きをさらっと“美容ライター”に変え、そこから25年間、美容の記事以外はよっぽどのことがない限り書かないという掟を自ら課しています。

25年が経った今、私は“美容ライター”という専門分野を選んでよかったと確信しています。もし、“ライター”というジャンルを問わず、何でも書くというスタンスだったら、きっとここまで長く続けられませんでした。

先月、読売新聞の朝刊に日本の美容業界のアップサイクルについて取材を受けました。

もう私、オーストラリアの美容が気になってしかたない

メルボルンに移住した当初は、「日本でけっこうがんばって仕事してきたし、この3年間はのんびり生きていこう」なんて思っていたんですが、結局、半年持ちませんでした。美容ライターの血が騒ぐというか、買い物していても、ビューティフロアに行きたくてうずうずしてしまうし、スパやネイルサロンの前を通るだけで、「オーストラリアの施術って、日本と比べるとどんな感じなんだろ?」なんて考える始末。私、やっぱり美容が好きですし、記事を書いたり、リサーチしたいんですよね。

25年って四半世紀です。人生の約半分を美容ライターという職業に捧げているワケですから、そんな簡単に手放すことはできません。むしろ、手放す必要なんてそもそもないのです。

オーストラリア最大の美容イベントがシドニーで開催


そこで、私は新しい計画を立てました。それが、「日本でいちばん詳しいA-Beautyの美容ライターになる」(A-Beautyとは、AUSTRALIA Beauty)ことです。日本で培った美容知識をもとに地道にオーストラリアの美容をリサーチしておりまして、現在はスパやネイルサロンなど体験型の美容もしています。

いつものようにSNSでリサーチしていると、オーストラリア最大の美容エキスポ「Beauty Expo Australia」が8月24日~25日の2日間、シドニーのエキシビションセンターで開催されるニュースが飛び込んできました。「こっこれは、 またとないビッグチャンス、行くしかない!」、直感的にそう思いました。


さっそくサイトにアクセスしてみると、美容ブランド、サプライヤー、専門家などが集まる国内最大のイベントです。200ブランドを超える美容メーカーが集結しますから、コレはオーストラリアの美容知識をレベルアップする最大のチャンス!

日本の美容ライター代表⁈ 目指すのは、MEDIA枠


さっそく申し込み画面を開くとチケットの種類があり、その中にMEDIA枠がありました。ただし、事務局の審査がありNGの場合もあるようです。しかし、私は迷わずメディア枠をクリック。だって、私、日本で美容ライターとしてのキャリアがありますから! もし通らなかったら、その時は潔く一般枠のチケットに切り替えればいいだけですし、どうってことはありません。ただ、当日「MEDIA」としてのバッヂをつけて入ることにとても意味がありますし、モチベーションも違いますからね。

現在、申し込みは完了していまして、チケットが正式に発効されるのがあと1週間ほどかかります。QRコードは届いていますが、そこにMEDIA枠で通っているかどうかは謎……。

そして、もうひとつ。イベントに向けて名刺を作りました。日本の名刺を数枚持ってきていますが、漢字で書かれているので、こちらの方は「何者だ?」って話になりますから(英語表記の名刺を渡したところで、そもそも何者⁈って話ですけど、まぁ、それはよし、です)。名刺はCanvaを使って自分で作りました。印刷もそのまま発注できて、あと3、4日でアパートに到着します。ホントに便利な時代になりましたね。

英語はそこそこだけど、気持ちで何とか乗り越えよう


サイトにはデジタルブックがあるので、ブランドをチェックしたり、ライブデモンストレーションなどのタイムテーブルなどを確認したりして、2日間の予定を立てているところです。じつは私、はじめてのシドニー旅になりますから、それも楽しみのひとつ。せっかくなので、洒落たブティックホテルを予約して、旅そのものを楽しむつもりです。

そして最大の難所、英語について。こちらに関してはある程度、想定される会話文を頭に叩き込んでいます。あとは、その場の雰囲気で何となく乗り切るつもりです。メルボルンに移住して1年4カ月が経過し外国人にもある程度慣れましたし、きっと何とかなる、いやいや、何とかしますからご安心くださいませ。

ちなみにシドニーまでの飛行機は、私の大好きなジェットスター。もちろん、セールで購入したので往復128ドル(約12800円)でした。ありがとう、ジェットスター。

Beauty Expo Australiaまで、残すところ23日。まずは、MEDIA枠を獲得できること、そして名刺が無事に届きますように!

↓Kindleで書籍を出版しています。メルボルンに移住したあれこれを綴っています。kindle unlimitedでもご覧いただけます!

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