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新しい抗がん剤(ドセタキセル+パーセプチン+パージェタ)編

みなさんこんばんは。そしてお久しぶりです。
7月の頭に入院手術をして落ち着いたかと思いきや、いろんなことが起きバタバタする日々を過ごしておりました笑
私の体調は抗がん剤の副産物かなって思うようなこともありますが、メンタルが元気なので、身体も元気になっている感じです。

今回は抗がん剤の薬が変わった時のことについて振り返ります。
ちなにみ前回の抗がん剤の話は↓です。


ドセタキセル、分子量的薬のパージェスタ+ハーセプチン療法


AC療法は4回、3週間おきに投与しました。
その次に投与したのがドセタキセル、分子量的薬のパージェスタ+ハーセプチン療法です。
こちらの3種類を3週間おきに1回の投与でした。
この薬の投与の1回目はとにかく時間をかけての投与で1日かかりでした。
初の投与の日はまさかの私の38歳の誕生日です笑
38歳の誕生日は1日中管に繋がれ病院で過ごすという忘れられない誕生日になりました。
そして私の時は分子標的薬は点滴での投与でしたが、現在は医療の進歩により注射になったそうです。

現在のドセタキセル+パーセプチン(トラスツズマブ)+パージェタ(ペルツズマブ)については国立がんセンター中央病院の↓を参照してみてください。

私の新しい抗がん剤投与の日は朝の8時半には病院に着き、採血や先生の問診を受けOKが出てからの治療開始になりました。
この日の投与は初回ということでパージェタの投与時間が通常の倍、パーセプチンの投与時間は3倍時間をかけてやりました。

パージェタ(ペルツズマブ)+生理食塩液 60分

パーセプチン(トラスツズマブ)+生理食塩液 90分

デキサメタゾン(むくみ予防) 15分

ドセタキセル 60分

生理食塩液 5分

ドセタキセルはアルコールが含まれる薬だったため、私は酔いの状態になってしまい、2回目以降はアルコール成分を内薬に変更していただきました。

投与に時間をかけて体調をみながら慎重に投与していただいたため、無事に終了しました。
当日は特に副作用もなく、家では家族とゆっくりしながら誕生日をお祝いすることができました。

初めての副作用


AC療法では少し普段より体調良くないなってくらいでしたが、ドセタキセル+パーセプチン(トラスツズマブ)+パージェタ(ペルツズマブ)療法では副作用が全くの別物でした。
投与して3日目くらいからどんどん風邪のようしんどい状態が始まりました。
そして手足の痺れ、むくみ、味覚障害、爪が黒くなりバキバキになるなどどんどん症状が出てきました。
手足の痺れからよく物は落とすし、力が入らず、ペットボトルの蓋が開けれませんでした。
そして水の味が苦くおいしくない・・・お茶もおいしくない・・・・
その当時は麦茶が最高に美味しい飲み物でいした。
その他何を食べてもおいしく感じられなく、食べることが大好きな私は本当に苦痛の期間になりました。
この症状は回数が増すたびにひどくなる感覚です。
抗がん剤が蓄積しているのかな?大丈夫かな?と心配でしたが、身体の中で戦ってくれいるんだと言い聞かせ、耐えました。

副作用があった時に大事にしていたこと


この期間私が大事にしていたのは
・本当に体調が悪い時はとにかく寝る
・体調が良い時は外に出る&人に会う
です。
コロナのこともあり、予防はしっかりしながらにはなりますが、家にこもっていてもネガティブになるだけなので、外に出ることを心がけていました。
不思議と外に出て人と話すと副作用のことが気になりませんでした。
特に私は起業家仲間と会って前向きな話をしていると副作用のことを忘れることができました。
ポジティブな言葉が病気や副作用に簡単だと私は思っています笑
笑ってよくこの話をしますが、これ結構大事だと思ってます。
人は笑いながら悲しめないんですよね。
私は笑まくって自分のメンタルを上げ、副作用に勝ったのです。
今副作用で悩んでいる方がいたらぜひ笑ってください。
人に会えるなら会ってください。
家から出るのがしんどい人は笑えることをしたり、動画で見たりしてみてください。
おすすめです。

こんな感じで3週間に1度のペースで、4回の投与を終えていきました。
その後は休薬(手術の術前検査期間)に入り、手術になります。
次回は休薬、手術前検査、手術方針決めについて書いていきます。
途中全然違う話も入れていくと思いますが、しっかりと病気についても忘れないうちに書いていきます。
誰かのお役に立てるなら幸いです。

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