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フリーランスになる、副業を始める、名刺を作る際に気をつけるべきポイント
「フリーランスになる」
「副業だけど自分のスキルや経験を活かしていきたい」
そうした時に、最初に浮かぶのは「名刺を作ろう」ということではないでしょうか?
いくらインターネットが普及しても、やはり名刺は必要です。
特に初期はリアルでの集客が近道。
プライベートで出かけた先でも、どんな出逢いがあるかわかりません。
まだまだ日本は紙国家。
LINE交換、インスタ交換は手軽ではありますが、ビジネスシーンでは「名刺ありますか?」と聞かれることはまだまだ多いです。
今回は名刺を誰に依頼するべきか、自作がいいのか、名刺づくり成功のポイントについてお伝えします。
名刺を作る場合の3つの選択肢
名刺を作る方法としては、
①自分で作る
②プロに依頼する
③パソコンに詳しい知人に依頼する
だいたいこの3つが選択肢に上がると思いますが、まず③パソコンに詳しい知人に依頼するというのは止めておきましょう。
これは名刺に限らず、チラシやホームページもそうです。
残念ながら、パソコンに詳しい=何でも作れるわけではありません。
あなたの事業や思い描いているイメージを十分くみ取って、カタチにするにはヒアリング力、デザイン力、ライティング力、集客やマーケティングの知識が必要です。
知人がパソコン操作以外にも、そうしたスキルを持ち合わせていれば良いですが、たいていの場合「せっかく作ってくれたけど、イメージと違う。でも知人だから言いにくい」というパターンに陥ります。
名刺は用紙そのものが小さいことや、名前や屋号、連絡先さえあればいいからといった理由で、簡単にできると思われがちですが、
面積が小さいという制約の中で、情報を整理し適切にレイアウトするという作業はかなり難しいものです。
続いて①の自分で作る場合ですが、今は名刺作成のテンプレートがインターネット上に豊富にあります。
無料で提供されているものも多いので、パソコン操作に抵抗感がない方は自作するのも良いでしょう。
ネット印刷会社で提供しているテンプレートを使うことで、印刷までまとめて依頼することができ便利です。
ただしこの際は、あまり細かいデザインはできないと思ってください。
テンプレート通りの内容で、文字と色を差し替える程度にしないと、デザインが崩れて手に負えなくなります。
フリーランスとして活動をはじめてしばらく経つと、サービス内容やイメージを変えたくなることがあります。
もしコンセプトやサービス内容、ターゲット像があまり明確になっていない、やってみないとわからない・・・などの場合は、コストをかけず自作するのもありです。
その際はあまりデザインにこだわりすぎず、とりあえずといった気楽な感じで用意しておいて大丈夫です。
②のプロに頼む場合ですが、当然ながらコストはかかりますが、クオリティも段違いです。
事業内容や方向性が固まっている、法人に営業をかけるなどの場合はプロに頼みましょう。
どうしても自作は「手作り感」が抜けません。家庭用のプリンタで印刷すればなおさらです。
またプロに頼むのは、出来上がった名刺のクオリティだけではなく、打ち合わせでのやり取りを通じて、自分自身の事業やサービス内容、コンセプト、集客の道すじを明確に整理できるというのが、大きなメリットです。
他人に伝えるという作業を通して、自分の考えをまとめる力や、伝える力が養われ、フィードバックをもらうことで一人ではうまく言語化できなかったことも形にすることができます。
1人で考えすぎないというのは、独立でも副業でもフリーで活動していく上で持ち合わせておきたいマインド。
なぜならスピード感が全く違うからです。
聞けば秒で解決することを、一人だと1週間も2週間も悩むということはザラにあります。フリーランスは孤独と言われるのもこういった点があるからです。
プロに頼むのは、そうした付加価値があるからこそコストも上がるということはぜひ頭の片隅に置いていただけたらと思います。
名刺づくり成功のポイント
最後に名刺づくり成功のポイントですが、これは情報整理に尽きます。
先ほどもお伝えしたように、あの小さなスペースに情報を載せるのはかなり困難です。
多くの方が伝えたいことが多すぎて、情報過多になりがち。
インスタのQRコードも入れたい、公式LINEのQRコードも入れたい、メールアドレス、電話も入れたい、持っている資格を全部入れたい・・・・
自分のアピールに必死になると、どうしてもあれこれも入れたくなりますが、大切なのは受け取った人がわかりやすいかどうかです。
名刺を受け取った人にどのようなアクションをしてほしいのか。
受け取ってすぐにアクションを起こさない人のほうがほとんどでしょう。
でも何かのきっかけで思い出してくれた時に、すぐに連絡が取れるのは何が一番いいでしょうか?
電話?メール?LINE?
こうした名刺を渡したその先まで考えて作らなければ、自己満足で終わってしまいます。
受け取った人、見る人に優しいこと
これは私がデザインの仕事をはじめてからずっと心がけていることです。
独りよがりにならないよう、名刺ひとつでも相手を思いやる気持ちを忘れないように、素敵な名刺にしましょう!
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