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結論、人生をごきげんに生きるためには政治に関わるしかなかった【つくり手であること】

先日、片道3.5時間の移動日に、書籍『本当に君は総理大臣になれないのか』を持って家を出ました。ノンフィクション作家の中原一歩さんが、立憲民主の小川淳也衆議院議員に迫る一冊。小川議員にグイグイ質問する中原さんとの対話パートと、中原さんが取材して書き上げたパートに分かれています。

小川さんは、総務省の官僚から政治家に転身された議員。2003年に初出馬してから彼の半生を長い間追いかけていたドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』が映画賞を受賞したりNetflixで配信されるといったことも話題になっています。

これを書いている2021年10月29日現在、明後日に迫る衆院選選挙に香川1区から立候補されている小川さん。毎日朝から選挙区内を駆け回り、各SNSで発信し、そのおかげで香川から遠く離れたところに住んでいる私も毎日見ているのですが、その上さらにこの本を持って出掛ける自分に笑ってしまう気持ちもありました。

どんだけ推すのか、と。

以前から中原一歩さんの文調が好きなこともありますが、この本を読んでいると、素直に、未来の希望を見ることができるんです。
それも、夢物語や妄想や根拠のない思いではなくて、決して簡単ではない現実問題に向き合いながら変化を作り出そうとする人の思いに触れることができる。そうすると自然に「じゃあ、自分にできることは何だろうか」と問題が自分事になります。

個人的には、お二人の対話パートで小川さんが描く未来構想が知れたこと、これがよかったです。正直、今の現実を考えると夢のような世界線ですが、でも、それに向かって走る意味はとても大きいし、こうした思いをもっている人に国の運営を託したいという気持ちが増します。

それと、中原さんが小川さんを書いているパートで、官僚時代のことが知れたこと。官僚たちが優秀であるが故の問題点、現実社会と乖離した奇妙なシステム、それに、アベ・スガ政権下で行われた数字のトリックへの疑問など、小川さんを突き動かすことになったあれこれ。

また終盤の方で、未来への決意を語る小川さんの描写も素晴らしかった。選挙区での勝利を願う気持ちと、仮に比例の勝利であっても代表選を狙いたい気持ちを書き上げる中原さんの筆圧の強さに、目頭を熱くしました。

10月31日の選挙の結果は当日までわかりませんが、どのタイミングでもぜひ、多くの方に読んでいただきたい1冊です。電子書籍やオーディオブックにもなっているようですので、ぜひ。

この本と小川さんについては、夫もかなり熱く紹介しているnoteがありますので、ぜひ合わせてご高覧ください。

というわけで我が家の推し、小川淳也さん。良い人の周りにはきっと良い人が集まるんだろうなぁというくらい、小川さんのSNSを見てると気持ちが優しくなります。写真も動画も、とても良い発信をされていて、渾身の「伝われ...!」という応援の思いを込めながらいいねを押す日々。

坂本美雨さんとのインスタライブでも知的で教養あるお人柄が出てましたが、昨日、小泉今日子さんとのインスタライブでは、和田靜香さんとの三者が朗らかに、でも素直にトークする内容が素晴らしかったです。音声だけで聞くのも気軽でおすすめ。(翌朝早速、東スポやYahoo!ニュースで話題になるあたり、さすがキョンキョンだと思いました。素晴らしい...)

そういえば10月16日には、国内の俳優やミュージシャンたちが個人的に投票の魅力を発信した動画が話題になりましたね。今見たら64万回を超える再生回数になっています。

なぜか見ているとまた目頭が熱くなり、うん、うん、と頷きながら見てしまう。作り手は関根光才さんだと聞き納得です。ブラボー、本当に素晴らしいです。まだご覧になってない方や、SNSで1分バージョンしか見てないという方はぜひこのフルバージョンでもご覧になってみてください。

さ、寝ても覚めても衆院選は明後日、10月31日です。
明日は投票を呼びかける直前のマーチもあるとのこと。渋谷の代々木公園から新宿までを歩いてアピール、行ける人は渋谷でご一緒しましょう。

#わたしも投票します #YourVoiceisYourVote #投票マーチ1030


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