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夏至と失われた記憶
ちょっと体調を崩していましたが、おかげさまで夏至の日に元気になりました。
仕事の手続きで外に出たついでに、桜井識子さんの新刊『日本の伝えばなし』を買って来て読み始めたところです。
最初の方にちょっと乗っていた、元人間神様との会話で、神様が生きていた超古代では、死の解釈が現代とは違っていたという説明があります。
『和の国の神さま』でも、死んでからの方が足手まといにならずに守ってやれるからという解説があるのですが、現代に引き継がれることのなかった知恵に、死との向き合い方があります。
夏至だからなのか、エジプトの話を聞いたからなのか分からないけれど、私の中にひっかかりがありました。
一般的に、必ず訪れるけれど「死は恐ろしい」イメージがあります。
私は死ぬことよりも、死ぬまでの痛み苦しみとか、何回も生まれ変わってやり直すしんどさの方が「やだー」って感じなので、積極的に体験しに行きたいとは思いません。
でも超古代の人たちは、あちらの世界へ行くだけだと理解していました。だから未来が見える人が寿命を本人に伝えていたというのです。現代、医療現場だったら寿命告知は緊張があるし、スピリチュアルだって見えたからといって教えてはいけないなんてことを聞きます。
私は過去に何かの本でその根拠を読んだのです。
超古代の人は、その時期と悟ると自分で魂のコードを切って旅立ったということを。
何だか分からないうちに死んでしまうのではなくて、自分でタイミングを選べるのだから、それなら腹が座りますよね。
先週の会話で、未来は自分の意思で死ねない時代が来るという話題が出て、身体はつながれて生き続け、意識だけ人生映像を見せられている解説を見たことも過去にあり、歓迎したくないイメージです。
でも実は、現時点でも、超古代の人の視点から見れば、ある意味「自分の意思で死ねない」現代人なのです。
超古代からの知恵はごくわずかしか現代に受け継がれていません。
悪用されないように引き継がなかったものもあり、一人一人が目覚めるためには、まず自分から必要な物事と出会い、それを受け取り、伝えていく意思が大切な時なのではないかと思います。
人間の意思にはすごい力があるのですから。
外側に誘導されず、渦中にいる自分を眺めながら、丁寧に大切に手の届くところから、体験をしていこうと思う夏至の夜でした。
(余談)
書店で引いた何かのオラクルカードは「payment」ってカードでした。
「自分の収入から10%貯めましょう」って解説を読んでピンと来ました。
私は「お金は好き」だし、ブロックはないけどなーって思ってたけど、「お金を貯める」が石を積み上げるみたいで大変そうってイメージを持っていたと気づいたんです。コツコツ城壁を築くみたいな。
でも、チャリーンって上から落とす感じのイメージでも良いわけですよね。
なーんだ!って納得して、これからはもっと楽々なイメージをすることにしました。
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