見出し画像

ニューテラ龍源院にて〜洞戸ミニリトリート〜

9日10日はサントゥール奏者ジミー(宮下節雄)さんに招かれて洞戸ミニリトリートヘ行ってきました。
当初は東京近県から5,6人行く予定でしたが、当日現地へ向かうことになったのは毎月新橋でやっている演奏会の常連で言い出しっぺの好美さんと私だけで、スケジュールはお任せ(丸投げ)です。
私はジミーさんにインタビュー録音をする目的があり、分かっていたのは温泉に行くことと、夜のBBQとジミーさん所有のお寺に泊まることくらい。

新幹線で名古屋駅に着くと、好美さんと合流して岐阜へ移動し、岐阜からバスに1時間くらい乗って、お昼頃に終点の洞戸キウイプラザへ到着しました。台風も去ってとても良い天気です。
バスの車窓から頂上が水平にカットされたような山を見ていて、ちょっと特別な存在感だなと思いました。(実際そういう山だと後から知りました)


洞戸村の歴史を読む好美さん


龍源院の隣には三重塔

お知り合いと迎えに来たジミーさんの案内でニューテラ龍源院へ行ってみたら、現地には20代の美男美女の若者が何人もいます。
(現地の車の移動では、ジミーさんの音楽仲間のひろゆきさんに大変お世話になりました。ありがとうございました)

スピリットダンスなど普段の交流では平均年齢が高めなので、こんなに目がキラキラしていて若い人たちと過ごすのは新鮮な体験でした。しかも、食事や片付けなどジミーさんのお手伝いをしっかりやりつつ、若者同士の交流も楽しんでいて、なんだか微笑ましく感じました。

過疎の村に移住したと聞いていたけど、全然寂しい雰囲気でもなく、のどかで空気はおいしいし、バスの停まった幹線道路は水の流れる音が聞こえて来ます。

しばらくして参加者が揃ったので、まずは乗り合いで地元の高賀神社へ。
天之御中様や国之常立様などたくさんの神様が祀られています。
残念ながら私はまだ喪中期間の為、大鳥居の前で遠慮して待機。スマホを預けて写真を撮っていただきました。
境内の円空記念館も見たかったです。また行けると良いな。



そして、一同は川で水遊びへ。

清らかな自然風景


虹が差してる。


上流側の景色
みんな勇んで降りて行きます
下にはほどよく座れる場所があります


下から上流を見た景色

「前は見ていたけど今日は泳ぐ」とジミーさん。

ガンジス川より冷たいよ
グラビアアイドルだったら素敵なんだけど(笑)
泳いだ〜(底は足がつかない深さ)
ご機嫌ポーズ

私は明日の着替えしかないので足だけ川に浸けていました。最初は冷たいけどすぐ慣れました。
下流でジミーさんが泳ぎ、上流で若者+おじさん1名が楽しそうです。

「ええなあ、若いもんは」


「みんなこっち来ないの?」

上流の方にも行ってみました。こちらもいい眺めです。

なんか人魚姫みたい


演奏を始めるひろゆきさん

ジミーさんも上にやって来たところ、黒いアゲハ蝶が飛んできていました。蝶の中でも黒は歓迎度が高いといいます。神様もニコニコしておられることでしょう。

一通り楽しんで、その後は湧水をいただきにやって来ました。

高賀神社神水庵

入口で料金(100円)を払ったらお水は汲み放題です。
龍源院の飲み水は高賀神社の御神水なのでした。

自然(神)と共生の暮らし、素敵ですね。

軟水でとってもおいしいお水でしたよ。

一旦お寺に戻ります。
龍源院にはお化けが出るとか出ないとか。

今度は温泉へ向かいます。
予想以上にとっても立派な施設で駐車場にはたくさん車が停まっていました。


ここは岩盤浴も追加料金なしで入れて、しかもいろんな種類があります。私は翡翠の部屋と黄土の部屋に入って来ました。
車があれば週末行けるちょっとしたリゾート地ですよね。
他にも有名人が紹介したことで観光客が増えたモネの池があるとか。見どころはたくさんあるようです。

夜はライトや音楽でムードを作っていただいて、みんなでBBQの食事会。
地元の野菜を焼いただけで十分にご馳走です。
ジミーさんのお宅には、手作り味噌とか梅干しとか、とにかく自給自足の安全な保存食もいろいろあって、素朴に見えて実は豊かな暮らしというものを垣間見たのでした。

ジミーさんが挨拶で、9月9日は重陽の節句であることや、Picoさんのお話を引用して、おばあちゃんの教えてくれた魔法「菊の花びらを水に浮かべて(10分くらいしたら)願いごとを言ってその水を飲むと叶う」をみんなにシェアしてくれました。
でも盛り上がっているうちに私はそのまま解散して寝てしまって、それをやってみたのは翌朝でした(笑)

朝起きるとちょっと散歩に歩きました。

やっぱり存在感ある

朝ご飯の前にはインド政府公認ヨガ、瞑想インストラクターで、前日も呼吸法を教えてくれた増田慶太郎くんのリードで、また別の呼吸を教わりました。
右鼻を押さえて左鼻から吸って指を入れ替えて右鼻から息を出す。
内観した後は軽い朝ご飯。

私を入れて5名は地元で人気のお蕎麦屋さんへ向かいます。
11:00から開くけど10:30に行ってもしばらく待つくらい繁盛しているそうです。
でも運良く、私たちが来た時はそこまで多くなくて1回目で入れそうです。すぐ後から続々人がやって来ました。

誰かがあっと言った方を見ると猿の集団が2,30頭道路を渡って来て次々に近くの木に登ると今度は木をゆすり出しました。
栗の実が欲しかったようですが、ちょっとまだ早すぎ。

ざるそば定食1100円


イケメンコンビ記念撮影中

とっても美味しいお蕎麦でした。

午後はジミーさんのミニ演奏会です。
衣装もきちんと着替えて、調律します。

とにかく石仏からインドの神様からあらゆるものが共存するところ

一同寝転んで気持ち良く演奏を聞きました。私は新橋で聴くよりリラックスしていました。

最後の方はしょうくんとコラボ演奏

終盤のコラボではピッチを上げて演奏している二人の楽しいノリが伝わって来ました。

そして最後に帰りの時間までジミーさんのインタビューをさせていただきました。好美さんはビールを飲みながら一緒に聞いています。
(お酒が大好きな好美さん。帰りの新幹線は自由席だったのですが、乗り継ぎで買う時間がなく、やっぱりビールが欲しくて3号車から11号車まで買いに行って来たのでした)

お任せ洞戸リトリートは充実の2日間でした。
楽しかったです。ありがとうございました。

ご拝読ありがとうございます。記事は体験から受け取るものが多く、一歩ずつ挑戦しています。応援していただけると嬉しいです。いただいたサポートは創作活動に使わせていただきます。