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無条件の愛を知るために

先日、何のために時空の杜のリトリートへ行ったのかという問いに答えるならば、一つは「無条件の愛を知ること」だと感じています。

今回私は、素晴らしい環境や、いただいたプログラムをただ体験することに自分を委ねていました。


体調の揺らぎや、感情の揺らぎも、出会いの中の喜びも大切な経験でした。
集団の中にいると疲れてしまって、十分に自分の時間が必要なのですが、オープンマインドな人が集まったことで、私もストレスがあまりかからずに過ごすことが出来たと思います。

毎日いろんな人の口を借りて、私に「もっとガンガン行けー!」みたいなアドバイスがあって、普段のナチュラルな自分ではまだまだ本質が出せていないのだなとか、これからパッションの導火線に火がつくタイミングが来るなと感じました。
2012年に羽生結弦さんの全力の演技に感動して、海外にまで飛んで行くようになった時のように。

特に最終日、ダメ押しのごとく、亜希子さんから「これが私よ」じゃなくて「これが私よーーー!!!」って自分のここにあるカオスを出しなさい!と愛の励ましをいただいて、私は自分の可能性をもっともっと信頼して、世界に開いていくんだと思えました。

押しの強い人や、とっても輝いている人がいると気後れしてしまうところは大いにありますが、自分に自信がないわけではないのです。
私ってこじんまりしてるかなぁと思うところに、みなさんが猛プッシュしてくださって、そうか、ちゃんと私の可能性をみなさんが感じて信じてくださっているのだと、ありがたく、嬉しく思うのでした。

家族って、自分の子供が外で何かやらかした時、「うちの子がすみません」っていう場合もあるけど、責められたような時に子供を信じて「いいえ、何と言われようとうちの子は悪くありません!」と守ることもありますよね。

私は生い立ちの中で、あまり無条件の愛を感じることがなかったのです。
それは私の感じ方で、母はきっと母のやり方で私を愛したのですが、私には条件付きの愛を感じることが大半だったのです。一番安いものなら買ってあげるとか、いい成績で安定した会社に入ったら成功なのだとか。
幼少期も抱っこをせがむと「胃下垂だからダメ」と拒絶されていました。
子供には胃下垂が何なのか分からなかったのですけど(笑)

テラさんのセッションの最初に心理学の資料から自分がどんな間違った考えやイメージを作ってきたのかということを一緒に探ったのですが、私自身が最も当てはまると思ったタイプは「スキツォイド」「マゾキスト」
テラさんがこれだと思うとおっしゃったのは「スキツォイド」

「スキツォイド」は出生時親の拒絶 ブロックは「自分に自信がない」防衛として「他者から隠れる 孤独になる 傷つけられることを恐れる」
「マゾキスト」は、親の過干渉、ブロックは「いつも気になる 自由がない」防衛として「命令されることが嫌い 過剰な警戒心など(省略)」

多分「マゾキスト」の部分は、人生の中で私が支配からの自由を選び取ったことで、今は影響が弱くなっているのでしょう。

引き寄せとして、若い頃は特に「スキツォイド」が現実化し、傷つける人が次々に現れ、葛藤していました。

そして私自身は、私も同じようにスポットライトを浴びて舞台に立てる人だと自分を信じているのに、「誰にも譲らないわ。私が主役よ。」って強気な人に「あー、そうですか。どうぞどうぞ。」ってやっちゃうのね。

今でも覚えていること。
学芸会で声の大きい人が仕切って配役はすでに決まっていて、私ともう一人は舞台装置の裏で、おじいさんが「なあ、アオや」と首だけ出している馬に呼びかけると紐を動かして「うんうん」とうなづく係でした。

馬の頭の1/2って、私どれだけ価値がないの?!ってショックでした。私だって舞台で演技できるわって思いながら。(まあ現実的にはセリフ忘れたりしヘマそうなんですけど)

でも、そんな私の内面を気がついていて、「ちがう!カオスがある。マグマがある!」ときっぱり言ってくださる亜希子さん。
自分の音楽でやりたいところを「やらせてみるか」と任せてくださった紘矢さん。
本当にありがとうございます。

そして、私が自分の理想とは程遠かったスピリットダンス体験も、私に思いをぶつけてくださった声にもありがとう。
凹んでいる私を家族のように「いいんだよ!!スピリットダンス楽しかったよ!!」と正面から励ましてくれた同室のやっちゃんとゆかりんさんから、私が心のどこかで体験したかった無条件の愛を感じました。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。
私が思っている以上に、大きな愛が私を包み込んでいたのでした。

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