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カリグラフィー、失敗するのは紙のせい?上手くなるための練習用紙3種を厳選!

こんにちは、あなたとブラックレターを楽しみたい、カリグラファー前西マディです。
前回は「カリグラフィーはたった一本のペンから始めよう」の提案でした。
手軽に、気楽に、もっと書くことを楽しもう!…というこの記事のコンセプト、伝わっていると嬉しいのですが、いかがでしょう?

さて、その一本のペン…「パイロットパラレルペン」黄緑色の3.8ミリがゲットできたら
次はどんな紙に書くか、のお話です。

タイトルではイキったことを言ってますが作品として展示するならともかく、
趣味で書くだけなら紙にさほどこだわる必要はありません。
カレンダーの裏でも、大学ノートでも、慣れ親しんだ紙でOKです。
ただ、パラレルペンで書くブラックレターはインク量が多いので滲みやすく、乾きが遅い紙だと気がつけば指の腹がインクまみれになんてこともしばしば。私は粗忽者なのですぐにやっちゃうんですよね…

それではインクまみれになりながら色々書いて厳選した、書きやすく良コスパな3種の紙を紹介します。

●マルマン レポートパッド

文房具店のレポート用紙コーナーにまず置いてある、マルマンのレポートパッド。A4 50枚 363円/一枚あたり約7円
なめらかでニブの滑りがとてもスムーズです。薄いけど滲みにくい優秀ペーパー。
こちらは罫線が入っていて、ガイド要らずなのがすごく便利です。
罫線ナシのコチラ↓もあります。パラレルペンで真っ直ぐ線を引くのに慣れる為には、罫線アリがお役立ちです。

●カインズ 文字がにじみにくいコピー用紙


信谷先生お勧めカインズオリジナルのコピー用紙はコスパもダントツにいいです。
A4 500枚/498円で一枚あたり約1円。
さすがにまったく滲まないわけではないのですが、名前の通り「にじみにくい」グッジョブな用紙です。
できればA4ではなくひとまわり大きめのB4を買って、思う存分バリバリ書くのが没入感あって気持ちいいです。

⚫︎マルマンスケッチブック 

ふたたびマルマンがランクイン。
流石のジャパンクオリティと言えましょう。
サイズも色々ですがこちらは小さめのB5くらい、リングタイプじゃない方が取回しやすくていいと思います。
B5 50枚 1100円/一枚あたり22円と先の二つに比べるとややお値段が上がるものの、お値段以上の紙質でイチオシです。
このスケッチブックシリーズはちょっと厚みがあって、ニブがくっと沈む感じがすごく書きやすいんですよ。上手くなった錯覚に襲われます(笑)
その上、表面のわずかな凸凹に高級感があって不思議とインスタ映えするんですよね〜
海外勢からどこのを使ってるのかしょっちゅう聞かれる紙でもあるのでした。写真だと手漉きっぽく見えるみたいです。

先の2種はバリバリ練習する用で、改めてインスタ用(撮影用)にちょっときれいに書きたい時はB5を半分にカットしたものを、と使い分けています。

B5を半分に。わざとビリビリにすると手漉きっぽく見えるチート

以上、厳選3種の練習用紙を紹介しました。

作品に仕上げるとなるとまた別に適した紙がゴマンとありますが、まずは手に入りやすい紙でたくさん書いて楽しめたらと思います。

【今回のまとめ】


・安い紙でいっぱい書こう!
・迷ったらマルマンスケッチブック

☆次回はいよいよ線を引いてみましょー♪







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