娘は急に成長した、そして母親の心にいっぱい寄り添える大人になった
おはようございます、占いと恋愛と性のお仕事をしています、石川円華(まどか)です。
あと6日、3月30日に子宮摘出術します。
ここでは性や、特に子宮筋腫にまつわるお話などを赤裸々に話しています。
ここのところ、暗黒な生い立ちや
最近辛かったことを連連と書いておりました。
実は伏線なのです。
わたし最近、娘のお陰で積年の辛さや悲しみや、
寂しさや孤独から救われた出来事がありました。
今日はそんなお話をします。
♡♡♡
少し前のブログに書いたように、
わたしはいがみ合う父と母、
ディスり合う父方の親族と母方の親族のもと、
そして
身体の暴力を振るう父
言葉の暴力をふるう母
間違った宗教観や価値観を振りかざす祖母のもと
わたしは育ち、生きてきました。
当たり前のように、家に帰るのが辛く
当たり前のように、いつも誰かが人を悪く言う家庭。
物心がついたころ、この世界は非情で、冷たいなと感じたのを覚えています。
父と母は離婚して
シングルマザーのもとで育ちました。
精神面でも金銭面も過酷。
誰からも愛されず、望まれず生きてきた(詳しくは過去のブログをご覧ください)。
このような生い立ち、虐待、自●願望を小学三年生の頃から抱いていた、など人に
カミングアウトをし克明に活字にしネットに載せたのは初めて。
一部の友達や、今の夫以外には
ほぼカミングアウトしていないですね。
娘には
娘の身体に流れる血に苦しむ人生を
わたしみたいに感じて生きてほしくないから
生い立ちを娘には詳しく話さなかったのです。
♡♡♡
なぜ最近、こんな話をするようになったか?
最大のきっかけは
子宮摘出術の手術です。
わたしの体質や内臓の問題により、
普通の人よりも手術の危険度が高いことが判明しました。
わたしは死ぬかもしれない、と悟ったとき
3月に娘に、主人と血の繋がりがないことをわたしの口からカミングアウトをしました(前のブログに書きました)
それから娘はわたしに色んな事を聞く、あのときはどうだったのか?真相を話すことが非常に増えた。
生い立ちや、今までの葛藤について。
そして娘は過去を思い出すことから、また色んな事を話すのです。
♡♡♡
わたしは、娘が幼い頃、
娘が悪いことをしたときに
わたしが叱ると娘が泣くことがありました。
すると、主人は娘に「えーん、悲しかったの?ママに怒られたの?」と
主人は娘を抱きしめ、いい子いい子と頭を撫でられていました。
本来、主人が娘に愛を示していたら
わたしは喜ぶ、主人に感謝する場面です。
でもわたしは感情的になり
さらに娘を叱責するのです。
「自分はこうじゃなかった、助け舟なんてなかった」と。
「悪いのは娘なのに、わたしが立場悪くなるのはおかしい」
「わたしは愛されていなかったのに、どうして娘は愛されているの?」と。
たまらなく孤独で、たまらなく寂しい気持ちでいっぱいでした。
♡♡♡
ある時、孤独や寂しさで辛くなったとき
「いいお母さんになれなくてごめんね、心が狭いお母さんでごめんなさい」と
幼い娘に謝ったことがあります。
娘はわたしの頭を撫でて、ママは悪くないよ、ママは何も悪くないよ、と涙を流して抱きしめてくれたことがありました。
♡♡♡
最近
娘は、自分が父親と血の繋がりがなかった現実を受け止めきれなくて
お友達に聞いてもらうことがあるそうです。
その時に
わたしが話した父母や父母の親のことも話すそうです。
娘「私のお母さんは、子どもの頃、きついことがあったんだ」と。
えっ、それもお友達にお話したの!?
わたしはびっくりしました。
娘はうん、と頷き
娘「お友達も、ママはがんばったんだね、
ママは苦労したんだね」と話していたと報告。
そして
「ママの人生は過酷だったんだね」
「ママは大変な人生を生きてきたんだね」
と話してくれます。
わたし「今が幸せだからもういいんだよ、ありがとう」と言う。
わたしは自然に溢れるポロポロと涙を流します。
娘が頭をいい子、いい子とナデナデしてくれます。
♡♡♡
わたし「わたしはあなたが羨ましくて憎かったときもあるんだ、
わたしは愛されていなかったのに
あなたは愛されていて。
ずるいな、悲しいな、憎いな、って思ったの」と
最近またカミングアウトしたことも
娘はお友達に話したそう。
娘とお友達は
「お母さんはとっても寂しかったんだね」と話したんだと、
わたしに話してくれて、またわたしは涙を流す。
なんてもったいない…心が狭くてごめんね、と。
♡♡♡
わたしは、娘に、
ママはあなたのような優しくていい子に恵まれて本当によかったと感じます、
と娘にも伝えています。
ありがとう、本当にありがとう、と。
お友達にも感謝ですね。
娘の学生時代に何度か会っただけの娘のお友達たち。
わたしの生い立ちにまで同情や情けをかけてもらえるなんて。
♡♡♡
最近、実はとっても心が軽くなりました。
娘に父親と血の繋がりがないことをようやく告げられたこと。
そして
わたしの立場に立って、わたしのことをうんと思いやってくれること。
きっと娘に救われたんです。
誰も味方がいない世界で生きてきたわたしでしたが、
今は誰も理解してくれなくても
娘がわたしを
わたしの立場にたって、大変だったね、辛かったね、
いいお母さんになれなくてもいいんだよって
言ってくれたことで
いろんなことがもうどうでも良くなりました。
なんて居心地のいい世界があるのだろう。
生きててよかった。
わたしは、憎しみや悲しみがこみ上げても
家庭では笑って過ごすように
努めて明るいお母さんにリセットするように過ごしてよかった。
子どもがわたしを救ってくれた。
子宝と言いますが、まさに宝です。
♡♡♡
この世界は非情に、残酷に見えることもありますが
楽園にすることもできる。
唯一無二の理解者で、共感者の、娘の存在が、
わたしのネガティブな思いから救ってくれたように感じます。
「このおうちに戻りたい、
手術が無事に終わったらまた家族でいたい」
手術をすると決めて
やっと
楽園のような日々がやっと手に入ったのだから。
絶対生きて戻るんだ。
♡♡♡
今日もお読みくださいまして、ありがとうございます。
明日からは
手術前にコレを用意した!という話などをしたいと思います。(かなり前向き)
恋愛番長 石川円華
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