時間とエネルギーを分散しない〜エッセンシャル思考〜
こんにちは。キャリアコンサルタントのまどかです。
このnoteでは、キャリアコンサルタント歴8年の私が、日々の学びの中で得た豆知識や日常生活で感じたことをざっくばらんにお話しています。
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さて今日も、「マンガでよくわかるエッセンシャル思考」についてです。
前々回と前回の記事から、エッセンシャル思考の実践には、「重要なことを見極め、重要でないことを捨て、やるべきことを仕組み化する」ということが大切であることが、なんとなくわかってきたのではないでしょうか。
今回もこの本から、そのコツを学んでいきたいと思います。
「断る勇気」を身につける
「優秀な人ほど、非エッセンシャル思考になりやすい」そうなのですが、これは一体どういうことなのでしょうか。
この本では、優秀な人が陥りやすい、こんな「成功のパラドックス」が紹介されています。
こうやって文字で追うと、恐ろしいことですよね。
あなたの職場にも、こんな人がいるかもしれません。あるいは、あなたや私自身が、そうなっているかもしれません。
経済評論家の勝間和代さんの本にも「断る力」というものがありましたが、まさにこのことだな、と。
つまり、なんでもやろうとすると、何も達成できない、というわけですね。
「多くのこと」をやり遂げるのではなく、「正しいこと」をやり遂げる。
これがエッセンシャル思考の本質なのです。
自分の時間とエネルギーを、どこに集中するか?自分にとって「正しいこと」とは何なのか?みなさんは毎日意識していますか?
人生をシンプルにする
ここまでで、最大の成果を得るために、時間とエネルギーは決して分散させてはならないということは理解できたと思います。
そして次に『では今日から「不要なもの」を徹底的に排除しよう!』とは思う人も多いと思いますが…
肝心の「自分にとって不要なもの」とは何なのか?そのものを見極めるのが今度は難しい。
例えば「無意味な雑用」なんかは、すぐに「不要」と判断できるかもしれません。ただエッセンシャル思考では、なんと時には「魅力的なチャンス」も切り捨てることが求められるということなのです。
個人的には「魅力的なチャンスを見逃す」というのは、かなり勇気のいることだな、と思ったりします。
そこで再び意識したいのが、冒頭に記した
「重要なことを見極め、重要でないことを捨て、やるべきことを仕組み化する」
というサイクル。
これを上手に身につければ、最大の結果が得られるだけはなく、そこに至るまでの日々のプロセスまで楽しめるようになるということです。
…さて、いよいよ面白くなってきました。
次回は、このサイクルをどのように回せば良いのか、について、その要点をご紹介していきたいと思います!