#今元気でも必ず受けたい定期検査 #血液検査の重要性
こんにちは madoka8938 です。
わたしはnoteに複数の記事を書いて公開しています。
その中で最近続けてXにてポストしたのが 「慢性骨髄性白血病」 の記事になります。
これは今から6年前に、定期的に行っていた血液検査で突然発覚した病気でした。
それまでは長年半年に一度必ず血液検査を受けて来ましたが、ずっと何も問題なく過ごせて来ました。
ふだん風邪をひく事もほとんどなく 「風邪気味かな?」 と思っても薬も飲まずに普通に仕事している内に自然と治ってしまうというくらい、病気という病気はした事がなかったんです。
それが忘れもしないあの 「安倍晋三元総理が銃撃された日」 と同じ2022年7月8日に受けた血液検査の結果、この白血病が発覚したのです。
特に体調もいつもと変わらず、検査の結果を聞くために診察室に呼ばれるまでは本当にいつも通り 「何も問題はありませんでした」 と言われるものだと思っていました。
それがまさかの 「白血病」 と告げられた時は、事態が把握できないとともに 「わたしもいよいよ死ぬのかな?」 と本気で思いました。
過去に 「本田美奈子」 という歌手がいたのをご存じですか?
その本田美奈子さんは 「急性骨髄性白血病」 で当時38歳で亡くなっています。
わたしも本田美奈子さんと同じ歳なので、その時は白血病についての詳細を知らなかったわたしは慢性だろうが急性だろうが白血病は全て死ぬものだと思っていたんです。
そこですぐに医師に聞きました。
「白血病って入院とか手術とかするんですか?」
「食べ物や飲み物に制限は?」
「治らない病気ですか?」
すると医師は
「どれも逆ですよ」 と。
要するに入院も手術もしないで、食べ物や飲み物の制限もなく、治ると……🤪
わたしは思わず
「治らなくて死んでしまう事はないですか?」
と、「ないですよ」 という医師の答えに期待して聞きました。
白血病は過去には不治の病と言われた病気だったので、治療をしても命が助かる病気ではありませんでした。
でも身体に何の異常も出ないため、気づかずに放置して発見が遅れて白血球が10万とか20万くらいに上がってしまって、そこから治療を始めた場合などは助かりません。
それはそうですよね。
これは白血病に限らず病気を放置していては助かる確率が減るのは当然です。
ただ過去には、いくら発見が早くても白血病に効く治療薬はありませんでした。
本田美奈子さんが白血病で亡くなったのは今から19年前ですが、その頃はまだまだ白血病は治る時代ではなかったんですね。
人は一般的に 「40歳を過ぎた頃から死を意識し始める」 と言われますが、わたしは本田美奈子さんが自分と同じ歳だという事でこの頃から初めて死というものを意識しました。
なので 「白血病」 と宣告された時は 「いよいよこれまでか」 と思ったわけです。
ところが医師がすぐに 「今は非常によく効く特効薬があるのでちゃんと飲んでいれば治るし長生きできますよ」 と力強く言ってくれたので、その言葉には本当に安心しました。
その特効薬についてもnoteの記事で公開しています。
この白血病に限らず、身体に何も異変がないのに実は重病にかかっていたという病気はたくさんあります。
症状が現れた時にはかなり病状が進行して悪化していたなんて事も少なくありません。
だからわたしはそうならないように、定期的な血液検査を薦めています。
「今は調子いいから大丈夫」
そう思う気持ちはよくわかります。
わたしも病院は大嫌いなので、出来れば行く回数は少なくしたいので……。
でも、この考え方が非常に危険なんです。
わたしももしそれで安心して血液検査を先延ばしにしていたら、もしかしたら気付いた時には急性の白血病に転化していたかもしれません。
最悪手遅れで命を落とす事だってあったかもしれません。
慢性骨髄性白血病の場合は、特に食べ物や飲み物などの制限がなかったのでありがたいと思いました。
でも病気によってはそれまで大好きなものを自由に食べたり飲んだりしていたものが突然禁止される事だってあります。
例えばあなたが身体は何も変化がないのに、それまで普通に飲んでいた毎晩の楽しみのお酒をある日突然禁止されてしまったらかなりのストレスになりますよね。
大好きなチョコレートやケーキなど甘いものは一切禁止などと言われてしまった場合も同じくかなりのストレスになると思います。
わたしの父も若い頃心臓弁膜症を患って、何十年も大好物で食べてきた納豆を75歳の時に突然禁止されてしまいました。
飲み薬が変わった事で、納豆を食べると薬が効きづらくなってしまうとかで……。
何十年もあたりまえに好きで食べてきたものを年老いてから突然禁止されるのはかなりつらかったと思います。
父はたまに 「納豆が食べたいなぁ」 と一人でポツリとつぶやいていました。
わたしも納豆は大好物です。
なので食べる時は父に見えないようにする事はもちろん、匂いもしないようにと二階まで運んでドアをピッタリと閉めて窓を全開にして窓際で食べていました。
これ、本当です☝️
このように、血液検査を怠ったために気が付いた時には食事制限をされてしまったら本当につらいですよね。
そんなわけで、わたしはnoteでいくつかの白血病の記事を公開しています。
病気が発覚してからの治療の流れ。
一番怖くて嫌だった骨髄採取の検査。
定期的に血液検査をする事の重要性。
医学の進歩で今は特効薬で慢性白血病は治る。
そんな内容の記事です。
本当に今の医学はものすごく進歩していて、不治の病と言われた白血病も今では慢性なら完治・急性でも治癒する時代になりました。
なので、もし血液検査で白血病と診断されても安心して治療してくださいね。
ただ、それは定期的な血液検査を受けている場合です。
今は血液検査でもたいがいの病気は分かるので、やっぱり定期的に受ける事が必須だと思います。
まずは血液で検査して、異常が見つかればすぐに必要な治療ができるように手配してくれるので。
繰り返しになりますが、今調子がいいからと安心しないで、血液検査は定期的に受けましょう。
そして悪いところは早く治療して、ずっといつも好きなものを食べたり飲んだりしながら健康で過ごしていきましょう。