スペシャリストだけじゃ実は何も作れない
今日、某CTOとの会話で気付いた。
自分が目指すものはプロのジェネラリストだ。
元々天性のサポーター気質だとは思っていた。
一つの事に熱中し貫くスペシャリストに憧れ、その人がそれだけのことに熱中できるために、ほかの事を自分が回収し、全力サポートするのが好きだ。
その人が水を飲みたいとき、欲しいと言われる前に、既に横で水を持って待っている。ありがとうじゃなくて、「それそれ!よくわかったね!」って言われる方が喜びを感じる。予測して動くのが好き。
なんでかな。その人を理解できているような気持ちになるからかな。
私が今、たくさんのスキルをつけるべく、今までやっことないこと、それも一気に複数のものに手を出している。もうスケジュールがいっぱいっぱいになる程に。
そんな風に自分の話しをしていたら、彼が言った。
「全員がスペシャリストである必要はないんだよ。スペシャリストだけじゃ実は何も作れない。ジェネラリストがいて一つのモノが出来る。多くの人がスペシャリストに憧れる中、サポーターに振り切るのは難しくて、自分は天性のサポーターだと言えるのは実は素晴らしいこと。」と。
ー これか!
それを聞いて、今までもやっとしていた不安がスッと軽くなるのを感じた。今、貪欲に動いているのは、誰かをサポートするためにたくさんのスキルがあった方がいいと潜在的に思っているからなんだとわかった。
今まで点で散らばっていたものが線に変わった。
ずっと何がしたいか明確じゃなかった自分が、目指したいのはプロのgeneralist。
一つのことだけに専念したい人のために、その人がやらなくていいことを請け負いたい。庶務だけじゃなくて、なんなら営業だって、プレゼンだって、こなせるプロのジェネラリストとなろう。スペシャリストをサポートしたい。
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