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普通という頂

というのも

 ついぞ最近、会社を辞めまして。
ええ、ここでもだめでした。最速だった。
年の経過じゃなくて、時間の経過だけで体が脆く弱くなっていって、普通の文明人とされている人たちが過ごしている時間枠では過ごせなくなっていってる。
 それどころか、ここ数日は夕方まで寝てる。眠剤の影響もあるかもしれないが、体力のあれそれか? 何にせよ消耗はしていたのかもしれない。


消耗?

 そんな特別なことはしてなかったつもり。
仕事の内容も商品の検品やら、それを某所へ送ったりやら。
ただ、その送る作業が自分は苦手だったかなあ。梱包するのはいいんだけど、段ボールに詰めて――っていう発送作業が特に体力的にしんどかった。
商品も特別大きい物に偏ってるわけではないけど、そういうときもある。そして発送の量が多い時もあったりした。
 あとは通勤そのものがしんどかったり。
どんだけ普通のことが出来ないんだよ、自分。書いててもそう思う。
電車に乗ってるのはいいけど、連絡通路を歩いたり、家から駅まで歩くとか、合間合間の徒歩移動がめちゃくちゃダルく感じた。倦怠感が凄まじい。
そんな状態で会社に着くからもう……ね?

そして

 まあなんやかんやあって会社を辞め、これからどうしたもんかなと思い悩んでいるわけです。
もう自分にはコンスタントに働く能力は無いのか、とか、一般的な労働時間とされてる八時間労働も難しいのか、とか色々考えてない時間が無い。
だとしても奨学金とかかかる金はあるから、働かないという選択肢は長期的に取るわけにはいかない。
心身ともに落ち着いたらアルバイトでも探して、細細とでも稼がないとな、と。

""普通""って

 散々っぱら足りない自分の頭で、自分が思い描いて求めている""普通""を考えてみて、そんなものは自分の場合は今まで歩んできた日々から得た、あるゆる物の最高到達点のコラージュでしか無いのかな、と結論づきました。まあ自分の中だけでですが。

これから

 他のヒトはどうなのか知りませんが、自分の場合は無い物に執着しがちなので、恐らく最高到達点に届くことはこの生涯では無いだろうと思っています。何となくそんな気がするんです。
だから早めに、全てに、全てを諦めてしまえたらどれだけ楽だろうと夢見ています。事実、生きることも何度かは放棄しようとした身なのでもう何でもありでしょう。
 そんな身でもやっぱり楽しい事があったり、綺麗な物を見るともっとそれらを味わいたいと思ってしまうので、己には強欲だなと思います。
いっそそう思う事を逆手に取って、生きる事に前向きになれたらとも思います。
先々どうなるかは分かりませんが、医者に言われた通り、これを書いている今は自分の体が欲するままに休みを与えてみようと思います。

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窓つき
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