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一定以上の性的魅力を有する異性間での友情は成立するのか
まずはじめに、前回の文章においてバービーに対してあまりにも失礼なことを書いてしまったことを謝罪したい。バービー、すまない。オカリナ、バービー、ガンバレルーヤ、ゆりやんの4人で強く悩んだのだが、なんとなくバービーを選択してしまった。バービーのフォーリンラブを心から祈っているので許してほしい。アンガールズ山根も同様だ。
さて、バービー及び山根への謝罪も済んだところで、早速本題に入りたい。前回はバービーと山根を傷つけながら、性的魅力を感じない異性に対しての友情が成立することが発覚したわけだが、今回はいよいよ本題である性的魅力を有する異性間での友情が成立するのか否かについてを考えていきたい。
これに関しては本当に難しい。本当に難し過ぎて実はここでかれこれ5日くらい筆が止まっていることは絶対に秘密である。私の文豪としてのプライドに関わるので。結局、今回のテーマとして「性的魅力を感じる人間相手に下心を抱かない」ということが男女間の友情が成立するための要件となっている訳である。となったときに、私は男女の友情は成立しないという立場を取る。
本当に色々なケースについて考えた。例えば男同士の会話でよく耳にするのは「あいつ可愛いけど、もう今更そういう目で見られないわ」という発言。これは一見、可愛いという性的魅力を有する相手に対して下心を抱いていない、性的魅力を有する男女間での友情が成立している状況であるかのように見えるが、実際は違うと解釈する。どちらかというと関わってきた長い時間を経て、相手に性的魅力を感じられなくなったというのがこの状況ではないだろうか。これはもはや性的魅力を有する男女間という前提から離れてしまっているため、今回の主題からは逸れてしまう。しかしながらこの状況は、今回のように詳細に条件を設定しなかった場合において男女の友情が成立することを示しているとも言えるのではないか。過ごした時間が相手への性的興味を削り、男女間でありながらも性的興味を失いあった2人の友情が成立すること。男と女なのにもはや男と女を超越して単なる友達という事実だけが残るケースがそこにあることは心の片隅に置いて、希望を失わずに生きて欲しい。
さて次のケース。本当に仲良くイケイケで生きていれば男女間の泊まりイベントでまぁまぁの深酒をすることがある。このシーンでどうなるかというのが一般的に想定される男女間の友情が成立するかどうかのキーポイントではないだろうか。このシーンにおいてナチュラルに性交渉に及んでしまう男女は一定数いる。これはもう今回のテーマにおいて男女の友情が成立していないから全然ダメ。ここからが本当に大切なところになってくるので気合を入れて読んで欲しい。性的魅力を感じる異性と2人きりで深酒をして性交渉に及ばない場合だ。その場合のおおよその理由は①勇気が出なかったから②関係を壊したくなかったから、この2つに絞られる。①はまぁ情けなさ過ぎるだけなので論外として、②が完全に争点になってくる。②の状況をまとめると【性的魅力を感じる相手との性交渉チャンスよりも、その相手との今後の末長い関係性を選んだ】という状況である。すなわち【理性が下心を抑えた】という状況だ。これに関してはおおよそのケースで、一時的な性的欲求によって、これまでに築き上げてきた関係性や思い出、そしてこれから広がっていたであろう楽しい未来を壊したくないという気持ちに起因するものであると考えられる。関係を壊したくないから性欲を抑える。これも見方によっては、というか普通に考えたら男女の友情が成立しているように見える。しかしながら今回の「下心を抱かない=男女の友情」という定義においてこれは少し微妙である。下心を間違いなく抱きながらも、その下心によって行われる行動へのリスクを回避しているにすぎないのがこの状況であるからだ。リスクリターンで考えた場合に、性交渉が得策ではなかっただけにすぎないとも言える。
さて、ここからが核心部分。そして突然のファンタジー部分。先述の2人きりで深酒をしている状況で、突然ややこしい神様が現れたとしよう。
神はこう言った。「今から君たち2人を2時間異世界に飛ばします。その異世界であったことは今生きてる現実世界の過去にも未来にも一切干渉しない。2時間後この世界に戻ってきたら何もかも無かったことになり、消えてなくなります。その場限りのスペシャルタイムです🎉」
もうこうなったら誰しもがメチャクチャにセックスするだろと。結局のところ悪い言い方をすれば、【めんどうごとになるくらいならセックスしない】というだけで、しがらみとかが何も無いならセックスしたいんでしょと。でもそれはそう、だって性的魅力を有する異性が目の前にいるんだもの。理性で下心を制することは出来ても、下心を抱かないことは不可能なのだ。むしろ抱けてないやつは終わり、性的に死んでる。と考えた時に、「下心を抱かない=男女の友情」という定義において、男女の友情は成り立たないと私は考える。
あとがき
まぁぶっちゃけ、今回は最初の定義がキツすぎた感が否めないよねと。下心を抱かない=友情は無理ゲーすぎたし、実際こうやって考えると世の中のみんなは、うまく下心を隠して生きているなぁと。個人的には下心を隠してでも一緒にいようとするその気持ちこそが友情なんじゃないかなと思ったり思わなかったり。だって普通に生きてたら、突然ややこしい神様が現れることもなければ、異世界に飛ばされることもないんだもの。定義がキツすぎなければ、全然男女の友情って成立してる時あるよねと書きながら思ってしまった部分もある。まぁ何はともあれ、バービーと山根にはもし会えたら飯奢ります。
次回の執筆は【なぜ日本は休みが取りづらいのか】についての予定です。書いて欲しいテーマなどあればじゃんじゃんリクエストください!