ナンパしてセックスしただけなのに逮捕されて名前まで奪われてしまった人生《後編》
皆さま、お待たせ致しました。
怠けてたら、Noteを出すのがまた遅れてしまいました!
「寝て、食って、女とヤッテまた寝る。」そんな怠惰な窓際社員ゆえお許しください🙏
まずは、前編のおさらいからです!
エグゼクティブサマリーならぬ、
"チープ•サマリー"をどうぞ!
チープ•サマリー
商社の同僚と天満でナンパ
女性弁護士さんを持ち帰ってパコパコ
交番に駆け込まれ、パトカーで連行
終わり。
平たく言うとこんな感じです。さて、後編に行きましょう!
2022年11月28日(土)15時00分 in 警察署
警察署に着きました。外観はこんな感じ↓
正直汚くて"ワロタ"!
ノンキャリのThe野球部上がりみたいな警察官に連れられ正面から入って行きます。
(※以後、ベースボール君と呼びましょう。)
昭和の名残りが残る、タバコのヤニで黄ばんだ壁
長年メンテナンスがされていないであろう黒ずんだ床、冴えない顔面のスタッフ。
全てが新鮮でこの時は正直、ちょっとだけワクワクしてました!
「2階で取り調べをする。」と言われ、ベースボール君と一緒に階段を上ります。
どうやら、2階は警察官のデスクワークスペースのようで視線が一斉に私に集まりました。
「あんま見るな、見るな!笑 オレは高層階のオシャレオフィスで働くエリート商社マン!」
「君らは薄汚れた廃墟で働くノンキャリ無能の社畜!」
恐らく、互いに心の内で見下し合いをするカオスな環境であったと想像します。
正直この時はまだまだ余裕がありました。
取り調べ室に移動します。
2022年11月28日(土) 15時30分 in 取り調べルーム
ベースボール君による取り調べが始まりました。
「私と女性弁護士さんの間で何が起きたか?」
詳細にヒアリングされます。
「普段どういう仕事をしてるのか?年収は?家賃は?」等雑談を交えながら、ベースボール君の質問に私が答え、彼が紙に書くといった感じでした。
「どうせ後で文字起こしするんやからword使えや!アホ!」
と正直思いましたが、「郷に入れば郷に従え」と思い付き合ってあげました。
2022年11月28日(土) 17時30分 in 取り調べルーム
約2時間が経過しましたが、取り調べは一向に終わりません。
理由はシンプル。私が嘘をついており、女性弁護士さんの供述と整合しないためです。
「オ?!これは、ヤバいんじゃね?」と思い、子どもでも分かりそうな嘘をつきました。
「私がSexをした事実はありません。」
ここは、何度問い詰められようとも、絶対に曲げませんでした。
ベースボール君も呆れ果て、疲れている様子で、
互いに「こいつ、ホンマダルいなぁ」と思っていたことでしょう。
ここで警察官のバトンタッチです。
課長クラスが出てきました。タヌキ親父みたいなビールっ腹のオッさんが登場!!
(※以後、タヌキ親父と呼びましょう。)
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