本来は遮熱フィルムなのです。
プライバシー保護のために窓ガラスにフィルム施工を検討される方は多くいらっしゃいます。
目隠しを目的とされるお客様には固定されたイメージが有ります。
マジックミラーのように外から室内が見えないタイプ。
スリガラス調で外から室内が見えないタイプ。
この両タイプの「どちらのイメージでお考えでしょうか」と尋ねます。
マジックミラーの場合は日中は反射により目隠し効果が有りますが、(外から見たときに鏡のようになる。)夜間は見え方が反転するので、普通に外から室内が見えます。
この段階で「そーなんだ!マジックミラー、夜は見えちゃうんだ」と言われる方は半分ぐらいいらっしゃいます。
私たちから見れば当たり前のことでもお客様にとってはマジックミラー効果は24H常にあると思われているのです。
また、夜間外から室内が見えるということは、見え方が反転しているので、室内から見て鏡のようになります。(夜景を楽しみたい方はこの段階でNG)
まだあって、ミラー系のフィルムは網ガラスやLowEガラスはガラスの熱割れリスクがあり、施工NGになる場合が多いです。(その時は、施工環境が可能であれば外貼りをお勧め。)
本来、マジックミラー系のフィルムは目かくしフィルムではなくて、遮熱フィルムなのです。
遮熱を行うためにフィルムの層間に金属層があります。熱線を室外に反射させることで、夏場の暑さを軽減したり、冷房効率を高めるのです。
本来の目かくしフィルムは後者のすりガラス系のものを指します。
24時間いかなる場合も室内から、室外から見えない=本来の目かくし!
このような内容でお客様との情報の溝を埋めつつ理解をしていただいています。
もし、プライバシー保護の為、目隠しを検討される方は、どちらのイメージなのかを伝えて頂けるとよろしいかと思います。