コロナ禍で窓フィルム施工の仕事の量は減ったのか、それとも増えたのか・・・それは
コロナで不況業種も多々ありますので、仕事量についてお客様に聞かれることが時々あります。
大阪、関西全域で見ると
窓にフィルムを貼るお仕事の量は実際のところ、やや増えている⤴という感じです。
法人or個人で見ると、個人のお客様がやや多いです。
在宅が多くなり、快適な環境を求める中、窓の問題を解決しようと思われるようです。
まず、一番大切なことはコロナ対策!コロナ禍のご施工でお客様宅にお伺いするので。
①消毒液(アルコール)持参
②マスク(マスクは不織布と綿の2重にしています。)
③体温計持参(お客様宅入口で測定し、体温をお客様見て頂きます。)
④消毒済みスリッパ持参
話は変わり、ご依頼いただくフィルムの種類は・・色々で、
窓ガラスフィルムの種類としては
春先~夏:遮光フィルム、遮熱フィルム
夏~秋:台風などの影響から飛散防止フィルム
秋~冬:年末年始の防犯対策から防犯フィルム、寒さ対策の断熱フィルム
年間を通して:目かくしフィルム、UVカットフィルム
このような傾向です。
あくまでも傾向なので、年間を通してそれぞれの窓フィルム施工はあります。
つまり年間を通して需要があるということです。
又、窓のフィルムによって施工の仕方が微妙に違います。
窓ガラスとの相性、その窓フィルムにあった施工方法が必要です。
相性というのは前回の章の「ガラスの熱割れ」を考慮します。
窓フィルムにあった施工方法というのは、以下の例えの通りです。
・防犯フィルムはフィルムの水抜きに注意! その為の道具は、しっかりと力の入る幅狭のスキージー(水を抜く道具)を使います。
そしてフィルムの裁断は事前に窓のサイズに合わせてカットしたものを貼り付けます。
・ミラー系の遮熱、遮光フィルムは、フィルムに濃いめの色がついている場合が多いので、フィルムとガラス周辺のゴム(ビートやコーキング)とのスペースを狭く(約1mm)仕上げます。
・断熱フィルムなど(冬場の寒さ対策)はフィルムに厚みがあるので、防犯フィルムと同じようなスキージー(水抜き道具)を使います。
・目隠しフィルムで使用するフィルムはマット系(乳白色)やフロスト系(すりガラス調)が多いので、それらのフィルムにはハードコートがついていない仕様がほとんどです、なので剥離フィルムをフィルム本体にかぶせて、フィルムに傷がつかない用スキージーで水や空気を抜いていきます。
簡単に言うとこのように私たちプロは施工の仕方を変えているのです。
また、施工に使う施工液は界面活性剤を含んだ水を使います。
界面活性剤は食器洗いの中性洗剤を水で薄めてもOKです。
この時に、洗剤を入れすぎるとフィルムがガラスに貼り付きが遅くなるので、ガラスに窓フィルムを貼った後、フィルムが動いて位置が定まらなくなります。
逆に少なすぎると、今度はフィルムの位置決めが難しくなるといった問題が出てきます。
このように、私たちは水と界面活性剤の量の割合も計算して施工液として使用しています。
お客様から時々言われるのは、「窓のフィルムを貼るのは石鹸水を使ったらいいのでしょ!」と言われます。
おおざっぱに言うと間違えてはいませんが、それでは施工はほぼ失敗するでしょう。
私たちは施工する量も多いので、施工液はポンプを使ってミスト状に吹き付けます。
このように、ネットでフィルム買って、水付けて貼るという方法では、残念ながら多くの方が失敗して、フィルム代をドブに捨てるような結果となります。
専門的なことはまだまだありますが、窓のフィルムをお考えの際は、私どもにワンクッション相談だけでもしてみてください。
たった1枚のフィルムですが、適切な選択をすれば快適にもなるし、失敗すると不快な思いもするという結果になります。
大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山、岡山のお客様のお問い合わせは↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?