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[中級編] Tyranoscript (ティラノスクリプト)でVRoid plugin をバージョン管理する!

[Vol.1] まず最初に

タイトルがある通り今回、ねこのさんの作成されたありがたいプラグイン
「 VRoid plugin ver210 」が最新版でリリースされていますが・・・

実は現在進行形のありがたい神プラグインなのは間違いないのですが、リーリースが割と頻繁にある為と、直近では大きな変更のあった

● バージョン v1系 - v1103( v1系 - v1103 最終バージョン )から、

● バージョン v200系( v2系 - v210 最新バージョン )へと

アップグレードされて、v1系とv2系統では、さまざまな理由によりお手軽にお試しするのはちょっと躊躇する!っていうそんな貴方に、私がサクッとお試しする為の方法が今回の記事の肝となります!

※ 詳細は下記の記事を参照



[Vol.2] 下準備(用意するもの)

・TyranoScript  本体
・VRoid plugin version210 (最新版) 
・既存または、ティラノスタジオ本体のファイル一式
・VRM ファイル ( VRoidSTudio ) で出力した VRMファイル
・Visual Studio code (エディターはなんでも良いですがこれ一択)

上記が揃ったら・・・の前に・・・
下記の さくたさん の Visual Studio code を使う理由を読もう。
(もう既に導入されている方は読み飛ばして大丈夫。)

Visual Studio code で、VScode用拡張機能:TyranoScript syntax を利用すると、必須のタグを覚えなくとも、表示されるというので、エンジニアでなくとも、初心者からでも利用した方が良いこれまたゲーム開発になくてはならないいわゆる、エディター 開発ツール。



[Vol.3] 作業手順 - その1      
   (ダウンロードとフォルダの配置)

・Vroid plugin をダウンロードする。
・ダウンロードしたファイルを解凍する。
・解凍したファイルの中の readme.txt は必読。
・vrm フォルダ一式をコピーして、下記の場所にペースト(置く)。
 ( TyraoStudio > myprojects >貴方のゲーム名> data > others > plugin )


[Vol.4] 作業手順 - その2     
     (ファイル名の変更と変更箇所)

・解凍されコピーしたフォルダ名を変更( 変更例:vrm > nr210vrm )
・変更箇所対象ファイル(対象3箇所)
 ・|  nr210vrm / init.ks (変更箇所1箇所)
 ・|  nr210vrm / js / vroid.js(変更箇所5箇所)
 ・|  nr210vrm / js / vroid.tag.js(変更箇所2箇所)

● ポイントとして
 ・ティラノスクリプトとして、対象のプラグインを読み込むフォルダ名を   
  変更する事。
 ・そのフォルダ名を読み込む為のパスを変更する という点。


●・|  nr210vrm / init.ks (変更箇所1箇所)

nr210vrm / init.ks :: Line1 - Line10 行目


●・|  nr210vrm / js / vroid.js(変更箇所5箇所)

nr210vrm / js / vroid.js - Line512 行目


nr210vrm / js / vroid.js - Line2017 / Line2046 行目


nr210vrm / js/ vroid.js - Line2401 行目


nr210vrm / js / vroid.js - Line3867 行目


●・|  nr210vrm / js / vroid.tag.js(変更箇所2箇所)

nr210vrm / js / vroid.tag.js - Line322 行目


nr210vrm / js / vroid.tag.js - Line1034 行目



[Vol.5] おまけ作業-ちょっとしたコツ
    (ファイル名の変更と変更箇所)


・任意での、変更箇所対象ファイル(対象1箇所)
( TyraoStudio > myprojects >貴方のゲーム名> data > scenario >
 例:scene1.ks )

・任意での、変更箇所対象ファイル(対象1箇所)
 ・|  data / scenario / scene1.ks (変更箇所3箇所)

● ポイントとして
・ティラノスクリプトでは、まず本体の first.ks > Title.ks > Scene1.ks
 のような順番で読み込まれます。
 ですがあえて、プラグインの記述の位置を first.ks に記述するのではなくて
 Scene1.ks の位置で読み込ませている点が大きなポイントです。

scenario / scene1.ks - Line9 行目


● さらに追加のポイントとして
・ティラノスクリプトで、あえてゲーム内デバッグメニューとして、
 first.ks > Title.ks > 『_menu.ks』 > Scene1.ks
 のような順番で読み込ませるように・・・

 あえて、デバッグメニューを挟むようにする記述。

scenario / scene1.ks - Line54 行目


● デバッグメニューを挟むのならのポイントとして
ゲーム内デバッグメニューとして、
 first.ks > Title.ks > 『_menu.ks』 > Scene1.ks
 のような順番で読み込ませる為に・・・

 Scene1.ks では最後の方で、メニュー誘導するための処理を記述。

そして忘れてはならないのが、必ず保存するのです!!!
 (あくまで個人的見解です。)

scenario / scene1.ks - Line352 行目
;===========================================
;
; Apps アプリの終了
;
;===========================================
*select_append

	;[iscript]
	;	f.vrmM0 = 'ture' ;
	;[endscript]
	;[eval exp="f.vrmM0='ture' "]

	; 元のカメラポジションに戻す // 要望 // (VRoid カメラリセット機能が欲しい! -> 勉強のために、新しい VRoidタグ で作ればいいじゃんw )
	;   ver151 / [VRoid_camera_position layerID="VRoid" x=0 y=1.3 z=1 time=1000 wait=false]
	;   ver151 / [VRoid_camera_rotation layerID="VRoid" x=0 y=0 z=0 time=1000 wait=false]
	[VRoid_camera_move layerID="VRoid" x=0 y=1.3 z=1.5 rotX=0 rotY=0 rotZ=0 time=1000 wait=false]

	; ポーズと表情をデフォルトに戻す
	[VRoid_pose modelID="model1" emo="default" pose="pose1001" time=1000]

	[freeimage layer="base"]
	[freeimage layer="0"]
	[freeimage layer="1"]
	[freeimage layer="2"]
	;	[freeimage layer="3"]

	;	[freeimage layer=0 time=500]
	;	[free_filter]

/*
		[VRoid_position modelID="model1" z=-1.5 easing="easeOutBack" time=500]
		[VRoid_position modelID="model1" x=1.5 easing="easeOutBack" time=1000]
		;	[VRoid_rotation modelID="model1" y=3.14 easing="easeOutBack" time=1500]
		[VRoid_pose modelID="model1" emo="default" pose="pose1001" time=1500]
*/
		; 	[VRoid_position modelID="model1" z=-1.5 easing="easeOutBack" time=500]
		[VRoid_model_move modelID="model1" z=-1.5 easing="easeOutBack" time=500]
		;	[VRoid_position modelID="model1" x=1.5 easing="easeOutBack" time=1000]
		[VRoid_model_move modelID="model1" x="-=0.5" easing="easeOutBack" time=1000]
		;	[VRoid_rotation modelID="model1" y=3.14 easing="easeOutBack" time=1500]
		[VRoid_pose modelID="model1" emo="default" pose="pose1001" time=1500]
	
	; モデル を退場
	;	[VRoid_layer_hide layerID="VRoid" method="fadeOutLeft" time=2000]

	; "model1" モデルを削除する。
		[VRoid_hide modelID="model1"]
		[VRoid_delete modelID="model1"]

	; VRoid_newで作成したレイヤーを破棄します。
		[VRoid_dispose layerID="VRoid"]

	; /// 3Dシーンをすべて削除します。このタグを使用すると3D系の機能は全て使えなくなります。
	; もう一度使用する場合は[3d_init]タグを通過させてください。
	;	[3d_close]

	[freeimage layer=0 time=500]
	[free_filter]
	[clearfix]
	;	[clearstack]
	[cm]

	;	[jump target=command]
	[jump storage="_menu.ks" target="*start_menu"]
	[s]


そして保存が終了したのなら必ず・・・

デバッグをするのです!!!



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