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九星気学(東南七赤の吉方位をとったのに. . . ?その⑤)
その④から続いています。
そう、画商さんが言って下さいました。
「一度自分の販売スペースで作家を特集する形にしてあげるので、販売中心でやってみるか」、と。
画商さんが家まで来て下さって、私の作品をご覧になり、どれも額装までOK なので、このまま出せる、と太鼓判を押してくださり、販売日程と場所まで決まっていたのですが。
直後に地元の金融機関の方が私のことを知って、こちらもお二人でわざわざ私の自宅までお越しくださいました。
個展の依頼をしてくださるために。
金融機関の新築本部ビルのできたばかりのギャラリーで、個展をしませんか、と。
個展で提示された日程が、販売の直後というスケジューリングでした。
作品はいつも、良いものから売れていきます。
一枚を描くのに3週間はざら、というくらい時間のかかる私は、今のタイミングで、一度に複数の絵を手放したら、個展で最高の展示ができるか、わからないと思いました。
そしてなにより、個展の話をいただいたときに、「この絵たちをまだまだ手離したくない」、という自分の本当の気持ちに気づいてしまったのでした。
売れた絵の所属は作家から、買い手に移ります。
買われた絵は購入者が家に飾ろうが、物置にしまいこもうが、処分しようが当然ながら買い手の自由です。
以前に作家仲間が、言っていたのを思い出しました。
「お金のない時に、ある親切な歯医者さんに買い取ってもらった一番のお気に入りだった自作に未練が残る。
ホントに生活費もない時に、あの時いただいた数十万円ですごく助かったんだけど。
診療所に飾ってもらえている間は良かったけど、今は見られなくて。
あの絵は自分の最高傑作だった。もう一度、あの子に会いたい。
物置に大切に保管している、と言われるけれど、もう二度と人の目に触れないかもしれない運命なら、いつかお金をためて必ず自分の絵を買い戻したい!」
いや、気持ちけっこう分かるなー(^-^;。
ふつうにしていて絵を描いて生きていくのは難しそうだ. . . とは思っているので、嬉しいことは嬉しいのだけれど、これ、神さまに試されてるな~、と。
北西は神仏、目上の人、援助者を象徴する方位です。
北西九紫の方位、ヨーロッパ旅行10日間から帰ってきた直後のお話しでした。
. . . 画商さんになんて切り出そう. . . 。
続きます。
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