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自分の名前は好きですか?

前回

『名前と感謝と触れること』

という記事を書きました。


自分の名前は、大切な自分自身を表しているし、大切な人の名前や、何かに付ける名前などなど…名前はそこら中にあって、名前からいろんなイメージもできてしまう。


自分を大切にしたいけど…

 ●自分の名前が嫌い!!!

ってこともあると思う。


私は、自分の名前が嫌いでした。


苗字は、祖母の養子先のものなので、血が繋がっていない。そして、99.9%読み間違えられる!!

電話で名乗ると、これまた「どんな字を書くの??」と聞かれる…。


面倒でとても嫌でした。


下の名前もあまり好きではありませんでした。二文字というのが。

子供の頃は三文字の名前が羨ましかったのです。何だか女の子らしい気がして。


でも、今はどちらも嫌いではありません。

今でも変わらず読み間違えられる苗字ですが。


下の名前はというと。

数年前に「ミキティ」とニックネームを付けてもらったことが、とても嬉しかったし良かったのです。


それまでのニックネームは、苗字から取られたものばかりでした。はじめて、下の名前からニックネームを付けてもらいました。

この、呼び名が変わることだけでも、自分の良い面が引き出される気がするし、自分の気持ちが変わったのが分かります。


余談ですが、20代くらいまでの私の印象は、感じが悪い人でした。

具合が悪いのを我慢していると、「機嫌悪いの?」などと言われることもありました。

「なんか恐い」「近づきにくい」

普通にしているだけで、そう思われてしまう。

見た目に反して繊細なので、悲しいし、傷つきました。


なのに、背が高くて目立つ割に存在感がなく、私がいるこもを忘れられることもありました。


私は、印象が悪くて目立つのに、存在感がない…

そんな自分を変えたい。でも、どうしたら良いものか…?

人見知りだったので、いろんな人と出会う機会を増やし、印象の好い人を観察しました。

そして、人見知りだからと言い訳しないと決めました。


こうして、表面的には印象が悪いというイメージはなくなってきたと思います。

とにかく以前印象が良くなかったということです。


話を戻して。

月日が経ち、2019年に日本メンタルヘルス協会の心理学プロコースで学び始めた時、90人の同期仲間の一人に、『ミキティ』というニックネームを付けてもらった時は、恥ずかしくてお断りしたち気持ちでした。


でも…せっかくだし、内心嬉しい…

乗ってしまおう!

ということで、それからは自分からミキティです!と名乗るようにしたのです。


呼び名が変わるというのは、それだけで、ほんの一部でも気持ちが変わります。

プライベートであれば、面倒くさい本名も、『ミキティ』と覚えてもらうことで気が楽になります。

本家ミキティには大感謝です!



その心理学プロコースが始まった頃、ほとんど「はじめまして」の90人のうち、10数名で集まることになりました。


一人が、自分の名前の由来についてワークをしようと提案してくれました。

そこではじめて母に「美樹」と付けた名前の由来を聞いてみたのです。


電話口の母は当時を思い出したのか、これまで聴いたことのない声で、可愛らしく話してくれました。本当に、嬉しそうというか、恥ずかしそうでもあり、楽しそうに感じる話し方でした。


「可愛らしい、呼びやすい名前がいいなと思ってね。本当は平仮名にしたかったけど、何かね、漢字になっちゃった。でも、美樹の『樹』って、その時あんまりなかったから、いいかな!と思って。ふふふ(笑)」


そんな風に話してくれました。

私は、どんな意味がある名前よりも、素敵な話だなと感じて嬉しく思いました。

そして、名前について話を聞けたことで、それが大した理由などなくても、愛着が増すものだなと感じたのでした。


自分の名前の由来を知って、さらに呼び名が変わったこと。


それ自体は大したことない、些細なことです。

これだけではおりませんが、こんな小さな変化や知ることの積み重ねが、ゆくゆく自分にとって大きな変化に繋がっていたと感じています。

 ●自分を変えたい

 ●自分を好きになりたい

そんな小さな一つとして、

 ●自分の名前の由来を知る

 ●ニックネーム、呼び名を変える


というのも、ありかもしれませんね!


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