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八丈島のウミガメの話


羽田空港から飛行機で1時間のアイランド、八丈島に行ってきました。

アサヌメ君という友達が亡くなって、彼の実家が八丈島で、お墓参りも兼ねて遊びに行きました。

アサヌメの友達の土くんも帰省中で、アサヌメの姉であるかほちゃんも遊んでくれるとのことで、こりゃ良いぞーお世話になりまくるぞーーとるんるんで向かいました。

ところでアサヌメ君と私は、はたして友達だったのか?実際会ったのは多分2〜3回程度。でもインスタのストーリーに炎の絵文字とか、コメントとかしょっちゅうしてくれて、これからもそれが続いていって、たまに飲んだりするものだと思い込んでた。

さっきアサヌメのインスタのストーリーのハイライト見に行ったら、私のことを[親しい友人]に入れてくれてたのでまあやっぱり友達と思ってもいいっぽいわ。インスタってしばらくログインしてないと消えちゃうのだっけ?まだまだ残っててほしいな。

今回は八丈島マスターの土くんとかほちゃんが車をブン回して色々なところに連れてってくれた。

焚き火、花火、鶏小屋、見れなかった光るキノコ、温泉、明日葉茶、海はしょっぱい、SUPヨガ、お腹の上に乗ってくる猫、真っ暗な道、ウミガメ、島焼酎、るにん、八丈小島の過酷さ、でかい墓、黄八丈、コナン、チェーン店の無さ、選挙、排他的なスナック、くさや、リゾバ楽しそう、体を這うアリ、時間がゆっくり進む感覚、車社会すぎて歩いてる人が珍しいから視線を感じる、日焼け、廃墟の豊富さ、などなど色々楽しかった!

とりあえずウミガメの話をします。土くんと一緒にシュノーケリングして、ウミガメと共に泳ぐ、という初体験をしました。

ウミガメは、泳いでると突然ヌッと現れる感じ。海の底の岩の色と甲羅の色が似てるから目を離すと見失いそうになる。私が見れたのは小さめのウミガメだったから、少し近づいたらすぐ逃げられた(大きいウミガメだと落ち着いてるから逃げないらしい)もっと近付きたくて夢中で泳いで追いかけてしまった。

ウミガメは移動するとき空を飛ぶみたいにヒレ?手?をパタパタさせていてとても可愛かった。(マリオに空飛ぶ亀出てくるよね?あれの元ネタってもしかしてウミガメですか??)

そもそも私は足がつかないほど深いところで泳ぐ経験を一切してこなかったから最初は戸惑ったけど、海の底見たり、魚と泳いだりできた!シュノーケリングって凄い。砂浜でパシャパシャやるだけが海じゃないのか〜知らなかったよ。

八丈島には梁山泊(りょうざんぱく)というちょいと良さげな小料理屋があって、予約しないと入れないところで、基本我々が行った時期は予約で埋まっていて行けなかった。どうやらそこに「ウミガメのスープ」というメニューがあるらしく気になった。(ネットミームじゃん、本当にそんな料理があるんだね)

ウミガメを食べるとか、マジ無理ありえん、あんなにかわいいのに…あと臭そう……という気持ちに。さらに八丈島のウミガメは捕獲禁止だから、梁山泊で出してるウミガメはどこで仕入れてるの!?フィリピンとか!?グアムとか!?どこでも多分だめだよね!?え、実は八丈で仕入れちゃってる??だとしたら恐ろしいね〜などど話したり。謎は深まるばかりでした。

ところがどっこい、滞在4日目の夜に行ったBAR「R」のママがなんと梁山泊の次男さまのお嫁さまらしく、色々教えてくださいました。

・ウミガメの煮込みは小笠原諸島の名産品
・小笠原諸島では期間は限られるけどウミガメの捕獲が許されてる
・ウミガメは、捨てるところが無いってくらい、甲羅以外は食べられる
・ウミガメの油が美味い。だから丸ごと煮込める煮込みがおすすめ
・仕入れ状況が良ければウミガメの刺身も梁山泊で出してるらしい

わ〜、なるほど、知らないことだらけだ〜ふむふむとなった。ウミガメかわいいけど、美味いなら食べてみたいなと思ってしまった。

次のウミガメとの交流は見るか食うかって感じか…迷うな……。また必ず交流しに行きます。


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