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●安倍元総理への異常な憎しみ、そして裁判所がクローズドであるが故に荒唐無稽な陰謀論、この二つを垂れ流す宮台真司❬裁判の可視化と公開を求める会❭

オウム真理教の教祖・麻原彰晃と、坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件はじめ様々な凶悪事件を起こした実行犯達の死刑が執行された。それ自身は当然のことである。だがしかし、やはりというべきか、早速「死刑執行なんてトンデモない❗️」と叫ぶ輩が雨後の筍のように現れた。その代表選手が「オウム事件真相究明の会」である。

「二審、三審と審理されていない」「麻原を治療して真相を喋らせろ」等々┅。大体想像通りのことを絶叫していた。尤も、会が結成されてすぐに麻原達の死刑が執行されたので、僅か二回の会合で幕を閉じることとなる。

「オウム事件真相究明の会」には宮台真司氏、森達也氏、Twitterが乗っ取られた香山リカ先生といったいつものメンバーが勢揃いした。彼等が何を叫ぼうとも麻原達の死刑は回避出来ない。が、彼等の主張を少しだけ薄めた主張が一瞬でもニュースやワイドショーを席巻した。

「まだ真相が何も分かっていない」というヤツである。しかし、本当にオウム事件の真相は何も分かっていないのだろうか。

当初からオウム事件を追いかけてきたジャーナリスト江川紹子氏は、「私にとって真相はもう明らかになっている」と発言した。そして、もっと重大な発言を彼女はしていた。

「私はオウム裁判を出来る限り傍聴してきたが、彼等を法廷で見たことは1度もない」

裁判の傍聴に「1度も来たことがない」人間達が、なぜ「真相は何一つ分からない」と言いきれるのだろうか。二審三審がなかったのは、麻原自身の意思によるものと弁護団の戦術ミスによるものである。

自分には、彼等が事件を自らの政治活動に利用しようとしているとしか思えない。そして、それの尤も顕著な例が社会学者の宮台真司氏がテレビ朝日系ネットTVであるAbemaTVで話したことだ。

AbemaTVで、『“前代未聞”7人同時死刑執行 “死刑で神格化も”なぜ麻原彰晃を今?平成の区切り? “討論から娯楽まで”オウム真理教とメディア オウム真理教事件の教訓は?』という番組が配信された。

タイトル通り、麻原彰晃らの死刑が執行された後の番組だが、そこでゲストで登場した宮台氏は今だかつて誰も言ったことのないような陰謀論を披露した。

要約すると、「モリカケ疑惑で政権はガタガタ。また、トランプ大統領のお陰で北朝鮮を敵視して支持率を上げることも出来なくなった。だから支持率回復の為に麻原死刑囚の死刑を執行した」というものである。

何が理由か分からないが、宮台氏の安倍元総理への憎しみは想像を絶するものがあるのはすぐ分かる。が、彼の過去の発言を精査すると安倍元総理への憎しみだけでなく、突拍子もない陰謀論を次々と発していた。彼は旧統一教会、そして暗殺された安倍元総理をその死後も罵っているが(安倍元総理暗殺犯称賛映画のイベントにおいて「山上は世直しをやった」と自信満々に発言している)彼の主張はどれもが荒唐無稽でありただの陰謀論者に過ぎない。が、荒唐無稽な陰謀論者が大手メディアに招かれて陰謀論を披露し続けている。しかも、彼は現役の大学教授なのだ。

しかし、オウム裁判でこの陰謀論者の主張に一理も二里もあるかのように見えるのは、裁判がクローズド過ぎるからである。麻原自身、一審で相当のことを語っているが、それが外部に出ないが故に(傍聴人もいれば報道陣も法廷内にいる。その意味では公開されている。しかし、法廷の審理をこと細かく報道することなどない)オウム事件のような巨大な犯罪事件はとかく様々なデマが飛び交う。

もし一審が全て公開されていたら、果たしてこの陰謀論者を信じる者はいるだろうか。馬鹿は一定数いるのだから、ある程度の数は確保出来るだろうが、メディアは彼を出すことには二の足を踏むだろう。

荒唐無稽な陰謀論者の政治活動に手を貸す行為は、統一教会の壺を売る行為に手を貸すことと何ら変わらない。

因みに、麻原死刑囚等の死刑執行前も後も安倍元総理は国政選挙で負けたことはない。そして現在、旧統一教会を激しく批判する者達の中には今から25年ほど前にオウムに破防法を適用することを断固反対した者達がいる。

裁判可視化と公開が全てを薔薇色に染めるわけではない。しかし、文鮮明とドッコイドッコイの頭を持っているカルト大学教授の跋扈は防げるかもしれない。

さて、ここで宣伝。長らく「配信ヤルヤル」と言いながら配信出来なかった“ゾンビナイト第3夜”を11月26日(土曜日)21時に配信します。

“ゾンビナイト第3夜・人は好きなようには生きられないことを『ゾンビ』は教えてくれた”をプレミア配信。

そして11月29日21時30分頃、『ウッシーのナイティーナイト劇場』にて「伊藤詩織・ 山口敬之裁判」を実際に傍聴席で見た方が、傍聴席の異常性を語って頂きます。しかも「伊藤・山口裁判」において、重大な犯罪行為が裁判所内で行われていたにも関わらず、裁判所は見て見ぬ振りをしている事実があります。

11月29日21時30分頃LIVE配信予定───、

『傍聴人は見た❗️』

少なくとも憎悪と陰謀論を垂れ流す得たいの知れない大学教授よりは遥かにまともな話をさせて頂きますので皆様、是非おこし下さい。また、2つのYouTubeチャンネルの(『ウッシーのナイティーナイト劇場』『ウッシーの映画戦線異常アリ』)登録と予約、宜しくお願いします。

記事作成 スカラマンガウシオ

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