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自分から気兼ねなく、声をかけられる存在。

日付変わって、フリーランスのライターになりました。開業。
実績ゼロ、経験ゼロからですが、まずは1年いろんなことに挑戦しながらやってこう。

経理関係が不安だったから、大学院時代にいちばん慕ってくれていた後輩に連絡。今日はこれから僕が何をやるか知りたかったのだそうだ。

話しながら「これからやること」もまともに伝えられない自分にがっかりする。こりゃ経験あるのみだなぁ。

「事業所得として売りが立つようになったら確認しながらやっていこう」と、
「むしろまさしさんなら遠慮せずに連絡してくださいよ」と、
「またいつでも相談してくださいよ」と。

彼は10年前と何ら変わりなく話してくれた。
「それだけ恩があるし、先輩と呼べる人だから」らしい。…ありがたや。

とはいうものの、彼に対して何ができたのだろう。

同じゼミに所属していた2つ下の後輩。彼は入った頃からチャラチャラした兄ちゃんだった(ずっとそれを話して笑ってたっけ)。
こちらは卒論の時期で、ゼミ生向けに卒論発表会をしていた。彼は「よっ、生徒会長!」とか謎のヤジを飛ばしてくれてたような。

そんな彼も大学院に入ることになり。
それから、入試の対策をしたり、講義資料の作成や修士論文の進め方を一緒に話したり。日々、ともに生活をする時間が長くなればなるほど、彼のプライベートの面にも触れ、農家の長男としての自分の責任や、これからやりたいことへのプレッシャーを聞かせてくれた。

僕らは、うまい具合に得意な部分も目指す方向も被らない。競合にならない分、プライベートな部分を素直に出せたのかな?と思う。
(同じ研究室なんですが、僕が異端過ぎました)

いまは当時の彼女と結婚して、ふたりの子どもがいる。この10年で実務経験も十分に積んだから、形になるように勉強をしたいが、職場環境がそれを許してくれないようだ。

彼もつぎの一歩を踏み出す準備中。周囲に資格を持って独立する者が現れていて焦りもある様子。

「逆に仕事とかこれからで悩むことがあったらいつでも連絡しといでよー!」と返した。
「また昔みたいに連絡しますー!」と、なんだか懐かしいものだ。

就職して店長時代を最後に、そういうやり取りをしていなかったからか、甦る感情があるもんだ。

いまは先立つものも無く、相談しても支払えるものが無いからと情けない自分。これから一歩ずつ、だ。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
Podcastの更新分、こちらに掲載させてください。お時間がある方はぜひに。

明日は、髪を切る日にする。
一日がんばりましょね。

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真士(まさし)
ここまで読んでくださりありがとうございます! サポートしてくださった分は、ひとりの再スタート準備に。

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