家族との時間
夏休みに熊本へ帰省したときのおはなし。
8月の終わり、最後の週末に熊本へ。年に一回の熊本で過ごす時間。
美味しいご飯、父親と酒を飲みながら話し、母や姉とのお買いものについて行って。姪っ子や甥っ子と毎日馬鹿をやって笑って、少しだけ仕事モードに戻って。
前回帰ったときは「いつものこと」だったのに、今年は本当に幸せな時間になった。
何かを経験した1年だったのか、感性が少し磨かれたのか、ただ歳を重ねたのか。
僕が歳を重ねただけ、姪っ子や甥っ子は成長しているし、祖母や父にも同じだけ時間が流れていることに気付かされた。
僕は1985年生まれだから、今年で33歳。熊本で生まれた僕は18歳で大学に入るときに福岡に出て、20代の終わりに仕事で東京へ来た。18歳以降は熊本での思い出もないし、父とは何度も意見がすれ違った。
働いてはいるけれど、学生の頃からステージが変わっていない気さえする。お金を言い訳にするのは見苦しいけれど、それでも、家族を支えるって何だろう。どうしたらいいのかな、とか考えてしまう。
今はまだLINEでおはようとか1日おつかれさまとか、たまにする姪や甥との電話とか。いつも心配してくれる家族へありがとうを言うことしかできないけれど。これからできることって何かな、と。
さて、これからをどう生きていこう。
そう感じさせられた夏の終わりでした。
写真は阿蘇で撮った一枚。
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