副鼻腔、術後の詰め物ズが居なくなったら声変わりしたよ
術後の経過報告と、鼻の掃除のために耳鼻科へ。
帰ってきたら、声が変わってしまいました。
通院の話の前に…
7月5日(月)に副鼻腔炎の治療のため内視鏡手術を受けました。術後は副鼻腔内の炎症を抑えるための詰め物を2回に分けて取り除きます。
手術翌日の詰め物取り(1回目)を終え、7月13日(火)に詰め物取り(2回目)をする前に、掃除のため通院したところでした。
これまでのnoteは下記の2本です。
▼手術前
▼手術後
鼻掃除のはずが詰め物取りになった
今日は10:30から鼻掃除。昨日までで鼻の奥から垂れてきたものの影響で声が枯れていたため、楽しみな通院でした。
3日ぶりに掃除ー♪ぐらい。
「先日はありがとうございましたー!」
と、先生にペコリと。
「その後、体調はいかがですか?」と先生から。
「寝起きと昼、夕方に腫れが出てきて横になる以外はだいぶ良くなってきています」と返答する僕。
「じゃあ、鼻を見せてもらって、状態が良かったら残りの詰め物を取ってしまいましょうかね!」
「はい!(……はい?)」
返事しましたけど、心構えが。
はじまる処置。経過は良好らしく。
「じゃあ、取っていきましょうかね」と、先生。
「ん…はい!」と、完全に動揺している僕。でもたしか、副鼻腔の綿を取るだけだったよな?まいっか委ねよう。とスタート。
さて、前回はフラッと血の気が引いてしまった僕と神経の闘いがはじまる…。
※イタイの苦手な方は、
「声が、鼻の奥あたりで響くのだが……?」
まで飛ばしてくださいね。
わらび餅みたいなシリコン出てきた
「まずは鼻中隔湾曲症の処置をしたときに固定するために着けたプレートを取っていきますね。」
確かに鼻の中が気になって覗いたら板が左右に一枚ずつ入っとったなぁ、などと思いながら。
どんな立派なプレートが出てくるかと待っていると、トゥルン!と。直径3cmぐらいの透明で平べったく、わらび餅みたいな色をしたシリコンが鼻から出てきました。しかも両鼻。
まじか!このサイズが今日まで6日間同居してたの?
ここでちょっと今日楽しいかも?などと、見積もりが甘くなります。
綿菓子、一度で取れるわけもなく
トゥルン!とシリコンを抜いた後はいよいよ本番。
副鼻腔でいろんなものを受け止めてくれていた綿が入れてありましたが、遂に抜くときが。
まず、右鼻。「綿菓子みたいなもの」と仰っていたとおり、ゆっくり引っ張らないとちぎれてしまいます。
「副鼻腔に残ってました」では済まされない。
それに、副鼻腔内の壁にとってはいろんなものを削り取られたあと。壁を修復するために頑張っていたり、炎症が起こって腫れた状態。
綿を引っ張っても抜けないらしく、いろんな角度にグラグラと動きます。徐々に血の気が引いてゆくワイ。
右鼻の綿は2回ちぎれて、3回目でようやく固まりで出てきました。昔、自宅の近くの用水路にいた大きめなオタマジャクシサイズ。視野見で発見。
続いて左鼻。こちらは1度ちぎれた時点でワイ顔面蒼白。そのまま処置室のイスを倒して2分ほど休むことに。その間に左鼻にガーゼをあてて麻酔を追加。麻酔、懇願。
顔色が戻ってきて、イスを倒したまま左鼻の綿菓子取りを再開。僕が反射的に痛がるためか、綿もなかなか出てきてくれず、またちぎれ。ようやく出てくる綿菓子を、つぎは見てやるんだ…!と、見てみると。
何というか、まっくろくろすけというか、理科の実験に使ったスチールウールというか。このあたりが近いイメージのヤツが出てきました。ようやく出て行った。。
それでも細かな繊維が残ってしまうこともあるため、明日からは鼻うがいをすることに。きちんとやってこう。
眉間のあたりは、シリコンや綿菓子が退去した感が残りますが、残り1週間ほどで良くなって、また通院して消毒。となるようです。
声が、鼻の奥あたりで響くのだが……?
鼻うがいの方法や次回までの対応などを聞いて、返事をしていると全力で空気が鼻から入ってくる感覚に驚きつつ。
でもなんだか、返事をしたり退出時に挨拶をするときの自分の声がなんだかデカい。
デカい?というか、鼻で響いてる??
治療後の違和感だろうと思い、帰る。
帰った後、家族と話していると、「もにょもにょ喋る鼻声のオッサンの声」が体内からするんです。誰の声なんこれ…。
今朝、noteでつぶやいたのですが、声が枯れていたため何かの拍子でイイ声ゲットできんかなぁとか考えていたら。
全然、竹野内豊じゃない、コレジャナイ。。。
まだ経過をみないと分かりませんが、若干違う人の声に変わってしまった模様です。あるのかこういうこと。
帰って少し寝て、家族への第一声がまた変なオッサンの声だったため、どう発音したらいいか試したり…
骨を削ったのと、鼻茸を切ったこと?あとは何だろう……うーむ。
鼻からも空気が出るように話すと変わるようで。
地声とミックスされているようです。
この声だけで話してみると家族が爆笑していたため、笑いに変えられる点はよしとしましょう。それでいいのだ。
術後、2週目の治療のはじまり
なんだかんだで3日間早く治療が進みました。月内の仕事で3営業日あると変わりますし、よかった。あとはしっかり治していきます。
術後2週目は、薬が弱めに変わったり、鼻うがいがはじまったり。
この10年超の鼻の悩みから解放されたとして、副鼻腔炎の手術(今回はⅣ型)を受ける方にはキチンと伝えておこう。
2回目の声変わりの存在を。
※個人の感想です