毎日が楽しくなる和文化豆知識【おきまり料理】
こんにちは、もう6月ですね。
今日は日常のなかで見つける和文化雑学をご紹介します。雑学って知ってると日々が楽しくなりますよね(*^_^*)
ご存じの方がいたらご容赦を!(笑)
さて、私は出身が大阪なのですが、大阪でも京都に近い北のほうだったので、日常的に京文化に触れておりました。
月初め、ということで、毎日の食べ物に関する京文化の豆知識をば(*^_^*)
京都では、何の日に何を食べるか、というのが決まっています(少なくとも昔は!今はあんまり知らない人も多いかも)。
それを「おきまり料理」といい、
〇1日は小豆ごはん(まめに暮らしましょう)とにしんと昆布の炊いたん※(こんぶ=こぶう暮らす「倹約して暮らす」、という意味の語呂合わせ)
〇8のつく日(八の漢字が末広がりという意味で縁起が良い)は「新しい芽がでるように」という意味を込めて、「あらめ」という海藻とお揚げさんを炊いたん
〇15日は海老芋と棒鱈の炊いたん(「たら」ふく食べられますようにという語呂合わせ)
〇月末はおから(おからは包丁を使わず調理できるので「切らず」と呼ばれ、「縁を切らない」という意味を込めて)
を食べます。
※「炊いたん」というのは京都弁で「煮物」を指します。
一日一日を大切に生きている感じがして、私はこの文化とっても大好きなんです。
最近はあらめなんて滅多に見ませんね。なので私はわかめで代用してます(笑)。意味あるのかな・・・。
ではではまた次回~!侍令嬢まゆりでした。
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