温泉♨️②(泉質と定義)
書いたら書いたでちょっとのってきたんで、続きを♪
温泉には現在10の泉質があります。
・単純泉
・塩化物泉
・炭酸水素塩泉
・硫酸塩泉
・硫黄泉
・含鉄泉
・二酸化炭素泉
・放射能泉
・酸性泉
・含ヨウ素泉
これを『泉質』と言って、更には陽イオンと合わせて泉質名がつきます。
(ナトリウムー塩化物泉、含硫黄ーナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉など)
この泉質名がつくものを特に療養泉と言います。
ちょっとややこしくなりますが、前回の規定値をクリアしたものはこの療養泉となり、泉質名を名乗れます。
そしてもう一段階下の規定値が実はあって、それをクリアしたものは『温泉』と名乗れるんですが、泉質名は名乗れません。
療養泉ともなりません。
その温泉としての基準値はさすがに覚えれてないのでとあるところから引用してきました。
・遊離二酸化炭素(CO2、遊離炭酸)250 mg以上
・リチウムイオン(Li+)1 mg以上
・ストロンチウムイオン(Sr2+)10 mg以上
・バリウムイオン(Ba2+)5 mg以上
・総鉄イオン(Fe2+ + Fe3+)10 mg以上
・マンガン(II)イオン(Mn2+)10 mg以上
・水素イオン(H+)1 mg以上
・臭化物イオン(Br-)5 mg以上
・ヨウ化物イオン(I-)1 mg以上
・フッ化物イオン(F-)2 mg以上
・ヒ酸水素イオン(HAsO42-)
(ヒドロヒ酸イオン)1.3 mg以上
・メタ亜ヒ酸(HAsO2)1 mg以上
・総硫黄(S)〔HS- + S2O32- + H2Sに対応するもの〕1 mg以上
・メタホウ酸(HBO2)5 mg以上
・メタケイ酸(H2SiO3)50 mg以上
・炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)
(重炭酸そうだ)340 mg以上
・ラドン(Rn)20 × 10-10 = 74Bq以上
5.5マッヘ単位以上ラジウム塩(Raとして)1 × 10-8mg以上
これらのどれかひとつでもクリアすると温泉と名乗れます。
泉質名はつきません。
リチウムイオンだけクリアしていて○○温泉というところもありましたね。
そしてよく言う効能、正しくは適応症というんですが、
このリチウムイオンには何も効果がない、見つけられてないとか💦
温泉の謎です……
何の効果もないのに温泉と言える……
言わばただのお湯。
でも温泉。
何?何なの?
って感じです。
でもそこは普通の上水とは何かが違うんだろうと信じて入るのが楽しむコツでもあります。
ちなみに、ナトリウムー塩化物泉だとか、カルシウムー硫酸塩泉だとかという塩類系の温泉。
お湯1kg中に最低1000mg以上含まれて療養泉となるんですが、
1000mg、つまりたった1g。
すごい微量のようですが、家庭のお風呂での入浴剤に換算すると、5袋~7袋ほどの濃さになります(>_<)
家で入浴剤を5袋もいっぺんひ入れたらきっと怒られます💦
すっごく濃くなりそうです。
でも、療養泉は最低でもそれよりも濃いということになります。
そう思うとすごいですよね♪
最低でもそれなんでそれ以上のものはたくさんあります。
知らずに入ってもいいものはいいんですが、
知って入るとまたすごいなぁ~って、効果を感じられると思います✨
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