音MAD制作講座part4「Ultimate Vocal Removerの導入」
はじめに
音MADの素材はしばしばBGMが付きがちです。BGMを取り除くことで聞きやすい音MADを作ることができます。そこで用いられるのがUltimate Vocal Removerです!使う音声によってはうまくボーカル抽出できない場合がありますが、ほとんどの場合はうまくいきます。
Ultimate Vocal Removerの導入
こちらのGitHubにアクセスしLatestのInstallationsから自分のOSに合ったMain Download Linkをクリックします。するとUVR_v5.6.0_setup.exeがダウンロードされるので実行しGUIの案内にしたがってインストールしていきます。インストール先を聞かれますがデフォルトの指定場所で良いでしょう。
これでUltimate Vocal Removerのインストールが終わりました。
設定
Ultimate Vocal Removerの設定をしていきます。私は以下のように設定しています。
しかのこのこのここしたんたんの音MADを作っていたことがバレてますがそこはスルーでオネガイシマス。
CHOOSE PROCESS→VR Architecture
WINDOWSIZE→320
AGGRESSION SETTING→1
CHOOSE VR MODEL→2_HP-UVR
に設定しましょう。ここで、CHOOSE VR MODELから2_HP-UVRを選択するのですが2_HP-UVRが無い人はDownload More Modelsからダウンロードしましょう。
真ん中のチェックボックスについてはGPUが使える人はGPU ConversionとVocals Onlyに、GPUが使えない人はVocals Onlyにチェックを入れましょう。自分の場合はGPUが使えなかったのではVocals Onlyのみにチェックを入れています。最後に出力ファイルの拡張子はとりあえずwavを選択しましょう。
なお、このサイトに各項目の詳しい説明が載っています。
使い方
Select Inputからボーカル抽出をしたいファイル(wav、mp3、mp4など)を選択します。ドラッグで範囲選択やCtrlを押しながらクリックすると複数ファイルを指定できます。
次にSelect Outputから出力フォルダを指定します。好きな場所を選択してください。
最後にStart Processingを押すと処理が始まります。結構時間がかかるので他の作業をするのをおすすめします。
後日実施にボーカル抽出した音声を貼ろうと思います。乞うご期待。
終わりに
これで音MADを作る上でのソフトの導入が全て終わりました。次回からは実際に音MADを作る様子を見せながら、コツをお伝えしようと思います。
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