留学中、先生に金をパクられた話
一度メキシコに一年間交換留学したことがある。しかし、留学開始二週間で入院したりと散々な目に遭い、本当に最悪な留学であったことは言うまでもない。
そんな中で先生に金をパクられるという中々ファニーな経験をしたのでここに書きたいと思う。
事は、交換留学中に所属していた柔道のクラスで起こった。体調不良が酷く、一時帰国をすることになり、その旨を部活の顧問に伝えると大量のTシャツを買ってきて欲しいとのリクエスト。勿論金は払うと(当然だが)。嫌々ながら承諾。
自分の荷物もそこそこに彼の大量のTシャツを先生に届けるため、鞄に詰め、飛行機とバスを乗り継ぎ、運搬。無事届けたまではよかったものの、お金は後日払うよとのこと。
なかなか怪しい感じがしたが、渋々承諾。
その翌日以降、その先生は来なくなり、お金は返してもらえないことが確定。怪我をしてしまい、歩けなくなってしまったこともあり、柔道のクラスは辞めることを決断。
地獄に仏的な話で、辞める話をした際、別の先生がどこからかそれを聞きつけ、お金を払ってくれたので、最終的には助かった。でも、絶対そいつはお金返してないだろう。
どこにでも金に汚い奴はいるので、先生だろうと安易に人を信用してはならない。俺はあいつを許さない。