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【BL二次小説(R18)】 上手に出来ました①終
真「皆さーん。工作の時間ですよー」
真波が爽やかな笑顔で部室に入ってきた。
新「工作?」
黒「何を作る気だ?」
真「えへへ~」
部室の隅のテーブルに集まる変態トリオ。
真「まず、ハンドタオルを用意します」
真波はハンドタオルをテーブルの上に置いた。
真「そしてこう折って……」
ハンドタオルを折り紙のように次々と折り畳んでいく。
真「じゃーん!」
完成したその作品は……!
黒「ちんこじゃねーか!!」
新「すげぇ!ちんこだ!!」
男性器そのものだった。
ちょうどエレクトした状態にそっくりだ。
黒「なんだこのリアル感!」
新「大きさもまんまだな!」
真「すごいでしょー」
自慢気な真波。
真「元々は呑み屋でホステスがおしぼりで作り出したのが発端だそうです。今はキャバクラなんかでお客と一緒に作って盛り上がってるらしいですよー」
黒「大人って……」
新「バカだな」
黒「そんな大人にはなりたくねぇ」
新「まったくだ。情けないぜ」
首を横に振って呆れている黒田と新開。
真「作り方はネットにいくらでも載ってます。今日はオレが二人に教えますねー」
黒「いや、別に教えてくれなくていい」
新「こんなの作れても嬉しくないし、披露する場所も無いじゃないか」
真「なにもキャバクラ行こうって言ってるわけじゃありませんよ。宴会芸のひとつですから将来即興で作れるとウケますよー」
黒「うーん」
新「まあ、そう言われれば覚えといて損は無いか」
二人はあっさりほだされ、折り方を教わることにした。
真「元のタオルの大きさによって、ちんこの大きさも変わりまーす」
黒「巨大ちんこも作れるわけだな」
新「学園祭で展示したら一発退学だ」
真「カリ首の大きさはここで調節しまーす」
黒「竿の太さの強弱も調節出来るのか」
新「思ったより本格的だな。個人差ある形も正確に表現出来るぞ」
真剣に学んでいる二人。
作り始めたら止まらなくなっている。
部室の隅は今や、ちんこ作り教室と化していた。
真「上手に出来ましたー!」
黒「おお。我ながら本物そっくりだ」
新「鈴口までこんなにリアルに作れるとは。感動したよオレ」
テーブルの上に燦然と並ぶ3つのちんこ。
芸術作品を作り上げ、3人は満足気だ。
真「ご自身のちんこがモデルですか?」
黒「いや、理想像」
新「オレも。この形が一番カッコイイんじゃないかなーって。この反り具合が……」
荒「なんだオイ!!ちんこが3つ並んでンぞ!!」
新「!」
黒「!」
真「!」
そこへ荒北がやってきた。
荒「すげェ光景だな!見事に天に向かってそそり勃ってンじゃねーか!」
呆れながらも感心している荒北。
テーブルの周りをグルグル歩き、3つの芸術品を上から下から舐めるように鑑賞している。
荒「コレ、新開が作ったちんこ?」
荒北は3つの内ひとつを指差して尋ねる。
新「あ、ああ……」
ビクッとして答える新開。
何を言われるんだろうとドキドキしている。
荒「このちんこ、オレのにソックリだ!すげェ!」
新「!!」
黒「!!」
真「!!」
荒北の爆弾発言に驚く変態トリオ。
新「こ、これが……!」
黒「荒北さんの……!」
真「ちんこ……!!」
変態トリオは新開の作ったちんこを凝視する。
新「……」
黒「……」
真「……」
バッ!!
ほぼ同時のタイミングで新開の作ったちんこに手を伸ばす変態トリオ。
しかし一瞬早く新開は自分の作ったちんこを確保し、保護した。
真「新開さん!それください!お願いします!」
黒「いや!オレにください!何でもしますから!」
新「ダメだダメだ!これはオレのもんだ!!」
目を血走らせて新開に襲いかかる真波と黒田。
新開は必死に自分の作ったちんこを守る。
黒「アンタ独り占めする気か!!」
真「ずるいですよ!!」
新「オレが作ったんだ!誰にもやらねーよ!!」
パクッ!
黒「!」
真「!」
新開は作ったちんこを口に頬張った。
黒「ああーっ!何してんだアンタ!やめろーっ!!」
真「ひどいですー!オレにも咥えさせて下さーい!!」
新「ふるへーっ!!」
新開は咥えたちんこを二人の前で見せつけるように舐めまくる。
黒「うわああーっ!よせーっ!!」
真「オレも!オレも舐めたーい!!」
新「はぁはぁ!うめぇ!ペロペロ!」
荒「……」
ドン引きしている荒北。
きっと何か新しい遊びなのだろう、と呆れながら部室から立ち去った。
ガラッ!
東「何の騒ぎ……また貴様らかーっ!ぬおお!床にちんこが散らばっとるではないかーーっ!!」
興味本意でネットで調べても、人前で作ったりしないよう気を付けましょう。
おしまい
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