閑話休題。箸休め🍵😌シリーズ⑰服への拘り。デザイナーになっていたら。。🥺💘
所詮私には無理な話。
ドレス👗のよし悪しはデザインにもよりますが、そのデザインを立体的に起こす、つまりパタンナーのセンスいかんで良し悪しが決まるといっても過言ではないのです。
かなり以前にもお話しましたが、ここに同じドレス👗が二枚あるとしましょう。
どこから見ても、そのドレスの縫製は完璧で違うところがないのです。
でも着た瞬間、2枚のドレスの相違は明らかに⁉️
見た目にはおそらく分からないでしょう。でもそれを纏った人間ならその違いが即座に分かる筈。
洋服で一番大事なのはデザインは勿論そうですが、その前に最も重要視されるのは着やすさ、つまり着心地です。
袖の付ける位置やダーツの深さ、ウエストの位置など作り手のセンス次第なのです。
私はよく洋服のお直しをお願いしました。
そのお直しの方との付き合いはなんと35年。お直し専門のドの付く偏屈オバサンでしたが、彼女のお直しセンスは抜群だったのです。
私がお直しの注文以上のことを彼女はしてくれたのです。
ウエストをほんの5mmを私は直してと申すと彼女はそんな変わらないのにといいながら注文通り直してくれるのですが、ついでにここも直して置いたというのです。
要はそこだけ直すと全体のバランスが崩れるから後ろの真ん中で縫い合わされている背中のウエスト部分も少しだけ絞ってくれたのです。
そうすることで洋服は更に立体的になる。これも彼女のセンスであり、その5mmを直すことでスタイルがよく見え着やすさが増すのです。これが私の服への拘り。
また歳を重ねてくると今まで似合っていたものが悲しいかな似合わなくなってくる。
身体も弛み、全体的に身体の内蔵も下がるし、お顔も弛むのでしまりがなくなるというより、全体的にシャープさに欠けてくる。
これは誰にでも訪れることで私だけに限ったことではない。
だからと言って今流行りのプチ整形なるものを施しても、時間が立つと余計にお顔が弛んだりシワが深くなる。
では、どうすればよいのか⁉️
いいシワを作ること。
歳を重ね、お年寄りの顔をみると、その方のある程度の人生は見えてくると言うよりは分かってくる。
よく笑う人は笑いシワが!
そして、いつも怒っていた人もそれなりの顔に。
人は死ぬ時に人生で一番使った顔で死ぬのだと思います。
さてさて、話が服から容姿になってしまいましたが、最近服を選ぶ時に長く着れる服というよりは出来るだけシンプルなデザインで高いものではなく質の良いものを選びたいと思っています。
若い時は安い服でもデザインを優先し選びますがそれでいいと思います。
沢山の色々なタイプのものを着て、どんなものが一番自分に合うのか
見定めることが必要だと思います。
歳を重ねたら、シンプルなものを選び、小物で個性を引き出す。
もし、お金をかけるとすれば、その小物たち(アクセサリー等)にお金を費やすべきだと思うのです。
小物には余り流行り廃りがないので少々高価だと大切に扱いますし、その人らしさを引き出すアクセントを演出してくれます。
デザイナーになる夢は叶わなかったのですが、それに代わるいい仕立て屋を見つけることが出来たのです❗
そのお店はデナイナーになり損なった私の夢を叶えてくれたのです。
自分の好きな生地を持っていき、頭で想い描いた私のデザインを立体的なシルエットに仕上げてくれるのです。
なんと仮縫い(カーボン)が2回。ものによっては3回するそうですが、通常は2回してくれるので、ピタッと身体に合うのです。。
そのドレス👗は世界のどこにもない私だけのオリジナルのデザインドレス。
私は私だけのデザイナーになったのです。。。🥺💘