不思議考察#1(連載)。。🥺💘
代々我が家は霊媒体質家系というには憚れるが親戚に霊能力を発揮する人物がいる。
今は全く付き合いはないが半ば新興宗教の教祖のような存在。
しばらくぶりに親戚の結婚式で会った時、えらく着飾り如何にも高そうな留め袖と帯を締めていた。
トイレに行きたくなったらしく、す~っと立ち上がると横に座っていた信者らしき人物も間を置かず立ち、
「先生、どうされました?」
『トイレ🚻』と一言。
なぜかトイレまで同行。
きっと、想像するに用を足した後、少し小太りだったから、何かしらのお手伝いをしたのだろう。
なんで二人なん?🤔と思ったが無用な詮索はやめた。
そんな話はさて置き、
私は子供の頃から霊感はなかったものの妙な金縛りによくあった。
その体験は幼き私には恐ろしく、こともあろうに40代近くまで続いた。
金縛りとは規則正しく訪れるはずのレム睡眠が崩れて起こると考えられているらしいが、突然意識だけははっきりしているのに、身体だけが動かせなくなるのである。
起こる原因として、不規則な生活や睡眠、または精神的ストレスや過労により心身が疲弊し眠りがしっかりと取れていない時に起こる現象らしいが厄介なのはそれだけではない。
寝ていると、いる筈もない人影👥ではないが誰かがベッドに腰かけてきたり、ベッドの周りを歩いているような人の気配。というよりは霊がいるような妙な錯覚さえ覚えるのである。
私にとってはほんに恐ろしい体験以外のなにものでもない。
医学的な専門用語では「乖離したREM睡眠」と言われているそうな。
とにかく、若い時はよく金縛りにあった。
それがいつからか全く金縛りにあわなくなった。
その理由は定かではないが、この20数年の間に私は様々な数限りない不思議体験をした。
それを立証する根拠も決めてもないのだが…。
ただ今になって分かるのは、
自分の中に眠る自己の覚醒によるものではないかと思う。
若い頃の私は自己に対して全く自信がなく、いつも人の言うことに振り回されていたように思う。
それがいつからなのか、自身の中に眠る新たな意識に目覚め、まるでそれは意識・心に革命が起こったかの様であった。
それはまさに『意識の変革』というものであった。
一口に意識の変革と言っても、簡単に意識の変革など出来ることでも起こるものでもなく、それに続いて、私の中で言葉ではなく、潜在意識に呼び掛けてくるものがあった。
その意識に入ってくるものは言葉という曖昧模糊な不確実なものではなく、はっきりとした意識の波動のようなもの。
それは言葉よりも肉体を越えた意識の中の意識そのものだったように今は回顧する。
この続きは不思議考察#2に続く
。。🥺💘
追記。
この場から失礼します🙇
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