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【フランスで子育て】 初めて夏の体験教室に参加(美術教室)

こんばんは。
マダム・シュークリームです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

フランスは今日もあいにくのお天気で、今にも雨が降り出しそうです。
最高気温は20度。でも太陽が出ていないので、肌寒いです。朝晩はグッと気温が下がるので、気をつけないと風邪を引いてしまいそうです。

今回は、子どもが初めて1人で夏の短期教室に通ったことを記事に書きたいと思います。

今年の夏はどう過ごそうかなと考え始めたのは、5月頃くらいだったと思います。色々調べたりはしていたのですが、日本に一時帰国するのもコロナのことが心配だし... フランス国内を旅行するのもコロナのことが心配だし...
でも、このまま何もせずに過ごすのも子どもにとって良いのか悪いのか...

ということで、

パリ市内やパリ郊外の公園や森に出かけて、思いっきり体を動かそう!

そう、今求めているのは、自然だ!!!

と、超インドア派の母である私が意を決して重い腰をあげようとしていた時、ポストに市役所からの広告が入っていました。

そこには、夏の色々な催し物(市が提供するアクティビティ等)が掲載されていました。読み進めていると、楽しそうなものがあります。残念ながら年齢の条件に満たさないものもありましたが、それは今後の楽しみにするとして、ある美術教室の案内が目にとまりました。

おぉ!これ楽しそう!!!

いくつか候補はありましたが、子どもは工作系が好きなので、工作寄りの教室に目星をつけました。でもここで注意したのが、子ども自身の"やりたい気持ち"があるのかどうかです。

子どもは、今まで習い事をしたことがありませんでした。厳密に言えば、親子分離での習い事をしたことがありません。

なので、場所見知りや人見知りをする可能性は大いにありました。そして、フランス語もついていけるのかどうかの不安もありました。

とりあえず、問い合わせる前に子どもに聞いてみました。


「家から割と近い場所でね、美術教室やってるんだって。なんか作ったりする体験教室があるみたいなんだけど、行ってみる?」

子ども
「行く!やってみたい!」

予想外の答えでした。もう少し躊躇するかと思いきや、即答でした。

今年の夏は何かに挑戦させてみたいな、と考えていたので、これはいい機会だと思いました。

教室に問い合わせてみると、空きがあったのですぐに申し込みました。求められたのは、教室のある現地で事前申し込み、その場での支払い(小切手)でした。とりあえずは1つの教室(第一希望の工作系)の申し込みのみで、もし直前に空きがあれば、他の教室(絵画教室など)にも通ってOKとのことでした。

その後、「他の教室で空きがあるので、よければどうですか?」との連絡を受けましたが、子どもに聞いてみるとあまり興味が湧かなかったようで「行かない。」と言いました。
今だから思うのですが、子どもと私が体調を崩していた時期の教室だったので、結果、申し込みをしなくてよかったです。

美術教室の日が近づくにつれて、私は子どもにその話をするようにしました。いきなりだと子どもの心の準備ができていない上に、泣いて通えなくなるかも…と考えたからです。

「見て!(美術教室のチラシ) こんな感じの作るみたいだよ。」

「◯◯(子ども)は、どんなの作りたい?」

「どんな教室なんだろうね?楽しみだね。」

「たぶん親は送った後に帰ると思うんだけど、1人でがんばれる?」 

など、あくまで楽しいイメージを持てるような言葉がけを心掛けました。あとは、(おそらく)親はずっとそばにいないことも伝えました。

子どもは子どもで、私に質問をしてくるようになりました。

「幼稚園のお友達はいる?」

「(美術教室の)チラシ、見せてー」

「日本語?フランス語?」

「どのくらいの時間なの?長いの?」 など。

初めてなので、色々分からない中、迎えた当日。
子どもの体調不良はすっかり良くなり、元気です。自主隔離期間も終了していました。

一方、私はまだ体調が万全ではなかったので、送り迎えはほぼ夫にお願いすることにしました。

体験美術教室は、月〜金曜日の5日間で、時間は毎日2時間でした。

初日の状況で、残り4日のモチベーションが変わるな…と危惧していたのですが、、、

初日、めちゃくちゃ楽しかったみたいです♪

楽しかったこと、今日は絵を描いてきたことなどの話を聞いて、私自身わくわくした気持ちになりましたし、とても嬉しかったです。

残りの4日間もとても楽しかったようで、最終日が近づくにつれ「もっと行きたい!」と言うようになっていました。
子どもの様子からとても楽しかったことが伝わってきたので、夫と「来年度、通年の教室に通わせてみるのもいいかもね。」と話したほどです。まだ未確定ですが、来年度からは何か習い事をしてみるのもいいかもなぁと考えています。

最終日に持って帰ってきた作品。

とても素敵でした!

先生が見本を見せてくれたり、手伝ったりアドバイスをくださったそうですが、予想以上に素敵な作品を作ってきたので驚きです。そして大きい…

子どもは一生懸命私に作品の説明をしたり、色々見せてくれたりしました。その様子からも、とても楽しかったことが分かります。何より子どもの好きそうなテーマと手法でした。この教室に通えて良かったなぁと思いました。

最終日から帰ってきたあと、

・お友達ができたこと
・最後の日にケーキ?をみんなで食べてきたこと
・他の子とケンカ?したこと (子どもの作品を他の子が勘違いして自分のものだと言ってきたことからの出来事らしいです…裏にはちゃんと名前が書かれていたので、それで解決したそうです)

を、なぜか小声で耳元で話してくれました。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました😊
A la prochaine!

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