ひっそりと地球環境を心配するの巻
こんにちは。やぎ夫人です。
動物名乗っているだけあって、実は結構、環境問題に関心があります。
SDGsやらエシカルやらが流行る前から「石けんで洗濯」とか「ナチュラルクリーニング」とか大好きでした。
そしてSDGsやらエシカルやらが流行った今、以前よりも使いやすいエコな製品が増えた気がします。
最近はそんなアイテムを探し出して、ひっそりと使っては心を満たす日々。
今回は忙しくても割と簡単にできる「ひっそりエコライフ」を語ります。
ソーダストリームでごみ減らし
最初に私が取り組んだエコライフは、ソーダストリームの購入だったかもしれません。
夫がハイボール好きで、ペットボトルの炭酸水を買っていたのですが、結婚してしばらくの間は、そこまで炭酸水代やペットボトルのごみは気になりませんでした。
でも子どもが炭酸水飲めるようになると、消費量が増え、夏のごみ出しがえぐいことに。炭酸のペットボトルって、頑丈でつぶしにくいし、そもそもキャップやラベルの分別もめんどくさい!
生協で500ml×24本をまとめ買いするも、すぐなくなるし、収納場所も取ります。
そんな折に目にしたソーダストリームの広告。最初は高いなぁと思ったけれど、長い目で見たらお得だし、ごみが激減するのは助かる!と思い、購入しました。
予想通りごみは激減し、炭酸水の置き場所もいらなくなるしで、ほんと助かってます。
炭酸水好きな人はぜひ試して欲しい。電動タイプもあるけど、個人的には一番安い手動のやつで十分だと思います。
植物由来洗剤で海に優しい洗い物
主婦が取り組みやすいエコライフの一つが、洗剤選びではないでしょうか。
化学物質を使って作られる合成洗剤は、高度な浄水技術をもってしても、完全に分解させることは難しいといわれています。
一つの家庭から排出される量はほんのわずかでも、各家庭の分を合計したら結構な量だし、それだけ海が汚れてお魚さんが困るというわけです。
現状、スーパーやドラッグストアの洗剤売り場には、合成洗剤ばかり並んでいて、「生分解性」に優れた洗剤はほんのわずか。申し訳程度に置いてある感じです。
でもネットで検索すれば、こんなにあるの~ってびっくりするほど見つかります。私もここ数年、買い物のときに洗剤売り場に行かなくなり、ほぼネットで買うように。
まさに「ひっそりエコライフ」です。洗剤売り場に充満する人工的な香りで頭が痛くなることもなくなり、いいことばっかり。
ちなみに現在私が使っている洗濯洗剤はこちら。
洗濯洗剤に3,650円って高いけど、1回の使用量が少ないのでとても長持ちします。半永久的に使えるガラスのボトルに詰め替えれば、プラごみの削減にも一役買います。
しかも!この洗剤、すすぎが1回で済みます。洗い方によっては、すすぎ0回でもOK。水道代も、時間も節約できちゃうので、もう合成洗剤には戻れません。
食器洗いはこちらがおすすめ。
ハッピーエレファントシリーズは、食器洗い乾燥機用の洗剤も、洗濯洗剤もあります。
グリーンのボトルがおしゃれな上に、価格も良心的です。サラヤの洗剤は結構スーパーに置いてあるので、大きな売り場なら見つかる可能性もあり、取り入れやすいのではと思います。
ブログでは、他にもいろんなエコ洗剤を紹介してます。おしゃれなパッケージの洗剤や、天然アロマの香りが素敵な洗剤もあるので、ご参考に。
あ、そうそう、食器用洗剤をエコなタイプに替えたら、手荒れがほぼなくなりました!ハンドクリームを塗る回数も減って、ここでも節約できてます。
捨てる前に再利用で満足感
もう使えなくなってしまったものの再利用は、ごみの削減にもつながるし、工夫したっていう満足感も得られます。
私が試した再利用は、以下の通りです。
揚げ物の後の油で石けんを作る
コーヒーかすで消臭剤を作る
使い捨てカイロの中身や保冷剤で消臭剤を作る
廃油での石けん作りは苛性ソーダの取扱いが大変なので、そこまでおすすめできませんが、コーヒーかすやカイロ、保冷剤の消臭剤作りはかなりおすすめです。
毎日コーヒー飲む人なら、コーヒーかすを容器に移し替え、トイレや冷蔵庫に入れるだけでいい。耐熱容器に入れたコーヒーかすを数分間レンチンすれば、レンジにこもった臭いも撃退できます。
わざわざ電子レンジクリーナーみたいなのを買わなくていいし、水分が飛ぶので生ごみの重量を減らす効果も。
冬に大活躍の使い捨てカイロは、冷めたものをそのまま靴に入れておくと、靴の臭い予防になります。
保冷材は中身をガラス瓶に入れ、精油をたらしてトイレやシンク下に置きます。中身はしばらく経つと蒸発するので、捨てる手間もありません。
精油は古くなったもので大丈夫。レモングラスやティーツリーなど、除菌作用がある香りを使えばカビ予防にもなります。
コーヒーかすやカイロなどを消臭剤にすると、市販の消臭グッズを買わなくても済むことに気付きます。
置くだけの消臭グッズ、確かに便利だけど、消臭効果が切れたらただのプラごみです。
ごみになると分かっているものを買わず、既にごみでもあるコーヒーかすやカイロを再利用する。これぞひっそりエコライフの醍醐味でもあります。
マイクロプラスチック問題と向き合う
洗濯洗剤と食器用洗剤をエコなものに替えて満足していた頃、それだけではダメなんだということに気付かされます。
毎日食器を洗うスポンジのカスや、衣類から出た繊維が、海に流れ出てマイクロプラスチックごみになっているというのです。
確かにスポンジって、気付いたらちぎれてるし、洗濯機の糸くずネットはすぐ満杯になる。細かい繊維が排水に混じって流れていくのもうなずける。
そこで早速、食器洗いスポンジと洗濯ネットを買い替えることにしました。
スポンジは、自然に還るセルロースやヘチマ製を選んでいます。最近は「びわこふきん」もお気に入りです。
洗濯ネットも、ちゃんと専用のものがあるんですね。何度か使ってみると、隅っこに繊維のかたまりが見つかって、海に流さずに済んだなとうれしくなります。
竹製品へのシフトを着々と
今私の中でひそかにブームなのが、竹製品です。
成長が早く抗菌力に優れた竹は、プラスチックに代わる材料として、注目されているんだとか。
植物だから、ごみとして捨てても、そのうち分解されるのも大きなメリットです。
試しに竹の歯ブラシ使ってみたら、手触りがよくて満足。今は竹ざるや竹の蒸籠、竹繊維を使った台所布巾なども愛用しています。
竹製品、もっと普及するといいな。
これからもひっそりと地球環境を心配する予定
他には、食品トレーや卵パックを近所のスーパーのリサイクルボックスに入れることを心がけています。
これは文字通りリサイクルに貢献できるだけでなく、買い物する際の意識変化につながったと思います。
例えば卵のパックはシールをはがしてから入れなきゃいけないので、シールがべったり貼られていないやつを買うようになりました。最近はシールではなく、紙が中に入っているパックもあって、便利です。その紙が再生紙だったときはもう、にやにやしちゃいます。
お肉もトレーに乗っていない真空パックがあれば、そっちを買うようにしてます。そうすればスーパーに捨てに行く頻度も減りますしね。
ひっそりと地球環境を心配する毎日は、なかなか楽しく、これからもできることはやってみようと思ってます。
だって海なし県に住んでいても、海の汚れ具合を心配できるんだから。