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スペイン文化・行事#1 クリスマスは新年まで?【サンタさんじゃない、東方の三博士】
日本では、12月25日過ぎるとクリスマスから一変、お正月モードですよね。
クリスマスは恋人や友達と過ごし、お正月は家族と過ごす。という感じでしょうか。
ヨーロッパでは12月には街中イルミネーションで彩られ、最も美しい時期でもあります。
ヨーロッパ中の冬の風物詩「クリスマスマーケット」は、近年日本でも増えてきましたよね。
スペインのクリスマスから年末年始の過ごし方はいかがでしょう。
クリスマスの過ごし方
カトリック教徒の多いスペインのクリスマスは、宗教的な祝祭と家族の結びつきが強い大切な行事です。
12月8日は、聖母マリアの無原罪の受胎を祝う日で、この日からクリスマスシーズンが始まります。
クリスマス・イヴ(Nochebuena)には家族が一堂に会し、特別なディナーが楽しまれます。
クリスマス(Navidad)には教会でミサに参加したり、家族や友人と共に過ごします。
12月25日の昼食は特に重要で、プレゼントの交換をしたり親しい人たちとの団欒です。
何を食べるの?
ターキーや鶏肉、イベリコ豚、魚介などのご馳走で、家庭によって異なりますが特別な日にふさわしい食事がテーブルに並びます。
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スイーツは、トゥロン、ポルボロン、マンテカド、ロスコン・デ・レジェスなど、スペインの伝統的なお菓子を食べます。
スペインのお土産としても人気ですね。
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年越しの過ごし方
大晦日(Nochevieja)は盛大なパーティーが行われ、ラス・ウエバス(12粒の葡萄)の伝統があります。
カウントダウンと同時に12回の鐘の音に合わせてぶどうを食べ、幸運を願います。これが結構忙しい!
種が無い葡萄を選ぶのがポイントですね。
新年になるとCava(スペインのスパークリングワイン)で乾杯して、花火や爆竹、音楽で盛大に祝い、家族や友人と新しい年を迎えます。
夜通しお祭り騒ぎなので、元旦は寝正月という感じでしょうか。
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東方の三博士(Dia de Los reyes magos)
1月6日はスペインのクリスマスシーズンのクライマックスで、東方の三博士または東方の三賢者「ロス・レジェス・マゴス」の日になります。
この日は、聖書に登場する三博士「メルキオル」「バルタザール」「カスパール」がイエス・キリストに贈り物をもたらすお祝いの日です。
街ではパレードが行われたり、子供たちに贈り物を配るので、これがスペインのクリスマスプレゼントのようなものでしたが、近年はクリスマスとロス・レジェス・マゴスの日に親と祖父母からプレゼントを貰えたりするようです。
日本のクリスマスとお年玉に似ていますね!
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芸術系YouTube山田五郎さんのわかりやすい説明を添付します。
イタリアでも同じのようですね。
スペインにはキリスト教にまつわる行事がたくさんあるので、また紹介していきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
¡Feliz año nuevo!