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スペイン舞踊#6 【スペイン国立バレエ団 2024年日本公演】

スペイン国立バレエ団2024年日本公演
Aプログラム、Bプログラム 
合わせて9公演。
東京公演は、4日間で6公演!
完走して、本日帰国の途につきました。

東京公演、A・Bプログラムを観てきました。

東京文化会館



スケジュール

11月17日(日)富山 Aプログラム
11月20日(水)・21日(木)東京 Aプログラム
11月23日(祝)・24日(日)東京 Bプログラム
11月27日(水)愛知 Aプログラム
11月29日(金)兵庫 Aプログラム

Aプログラム 『ヘネラシオン』 世代を超えて

・リトモス
・ハカランダ/パストレラ
・サパテアード
・ボレロ
・グリート

Bプログラム 祈り〜invocacion(インボカシオン)

・インボカシオン・ボレーラ
・ハウレーニャ
・イベリア賛歌
・フラメンコ組曲〜マリオ・マジャに捧ぐ
  オリーブとオレンジ
  コンテンポラリー
  完璧な傷の口笛
  神に召されし者のロマンセ
  色彩の子守唄
  5人の闘牛士
  キシエラ・セール
  バルパライソ
  タラント
  スエルタ・エル・パボ+アルモライマ

ルベン・オルモ芸術監督になり初来日公演。
25年振りの再演など、古典への原点回帰の演目もあり、昔フラメンコを始めた頃に観て憧れたスペイン国立バレエ団を彷彿させるような、よりフラメンコ色が強い構成の印象。
特にAプロの『ボレロ』は、前回も書きましたが日本で大人気なので、過去に一度だけやらなかった以外は、毎回プログラムに入れてくれているようです。
期待を裏切らない、圧巻で鳥肌もの!

そして、バレエの要素がある『エスクエラ・ボレラ』
バレエの軽やかで「人間らしさ」が見えず一糸乱れない佇まいとはまた違い(それはそれで実に美しい)、スペイン舞踊は上への伸びと下への重みがあり、情熱的かつ官能的で、実に「人間くさい」のです。
だから観る側も感情が揺さぶられる。
カスタネットを鳴らしながら、男女の群舞。
美しい!スペイン国立バレエ団の真骨頂!

カーテンコールでは、ルベン・オルモ監督が目一杯踊ってくれました。


アーティストのみなさんは、ハードなスケジュールの中、観光や食事も存分に楽しむ様子をSNSで紹介してくれていて、親日家でもあります!

夢のような時間でした。

余談ですが、
東京文化会館は来年から修繕工事に入りしばらく閉館するようです。
他に都内でバレエやフラメンコなどの大舞台を行えるBunkamuraホールなども同時期に工事に入るようで、芸術に生で触れられる機会が長期間にわたり無くなることが危惧されています。
このような大きな箱ものの、工事の時期をずらすことができなかったのでしょうか、、、

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