十一州純米吟醸 二兎の備前雄町五十五生原酒
去年の年末、札幌、ススキノにある日本酒バーにゃごりんに遊びに行きました。
そこで、にゃごりんご夫妻からはビールを、酒友さんからは十一州を頂きました。
頂いたビールは熟成させるようにと言われていたので、言いつけを守っていましたが、「そろそろ飲み頃だよ」との連絡を頂いたタイミングで、十一州も開栓することにしました。
と、いうことで、月曜日の夕食は、我が家でなんちゃって北海道フェア―。
千歳空港でGETした時鮭の薄塩仕立てで作ったサラダ、北海道産さんまのガーリックソテイ、キタアカリポテト添え、ニュージーランド産だけどラム肉に無花果のムニエル、パパイヤとアスパラの生ハム巻きがこの日のメニュー。
で、十一州。北海道の中で好きなお酒の一つなので、貰ったとき嬉しかったなぁ。お米は吟風で、最初、ふわっと柔らかく吟醸香が漂います。比較的すっきりした飲み口ですが、旨みはしっかり、最後はきりっとした辛みがありますね。
お料理との相性は、さんまが一番ですが、時鮭のサラダとも爽やかな組み合わせ。生ハムがもう少し塩分が尖っていなかったら、パパイヤの生ハム巻きとの相性がUPしたかも。
アスパラとはいい感じ。
ラム肉のソテイは、ラム自体は悪くないんですが、付け合わせようにきれいな無花果を選らんだら、まだ若かったようで、甘みが今一つ。
そこで、お酒は無花果と同じ愛知産のお酒、二兎の備前雄町五十五生原酒に変更。雄町らしいコクとホロ苦みを伴った甘みが、ラムや無花果を使ったソースとよく合いました。
(2017年9月7日)