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玉川Ice Breakerと千福の夏にごり

昨日は玉川Ice Breakerと千福の夏にごりの後半戦。
前日は、どっちもロックやソーダ割り、そしてストレートで楽しんだので、昨日は燗をつけてみました。

まずはIce Breaker。
飲酒温度帯が広いのにびっくり。45度~60度までいろいろ試しましたが、Ice Breakerの良い感じの甘みはどの温度でもぶれない印象。甘さと辛さとフルーティーさが感じられる45度、それにまろやかさが加わった50度、酸味が表に出てきた55度、酸味が引っ込みまろやかで甘さの後に辛さがしめる60度。どの温度でも楽しめました。

その流れで千福の夏にごりも燗酒に。
45度ではすっきりした甘酒といった感じ。
もう少しあげると、どこかで呑んだ味なのに、思い出せない。遠い記憶をひっくり返して出てきた言葉が、ちとせ飴の意外と淡白な甘さににフルーティーさと辛さが加わった感じ。
じゃなければ、いちごミルクの飴の部分やさくらんぼの詩から、果物の風味を消したような感じ。かわいい甘酸っぱさとさっぱりしたところがあり、どこか懐かしい味がしました。もう少し試したかったけれど、既にお酒はなし。

林静一が描く小梅ちゃんのような女の子が、浴衣姿で縁側に腰掛け、風に揺らされた風鈴が ちりん ちりん と鳴るような光景が浮かぶような気がしました。
(2014年6月21日)

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