長珍 SUMMER JUN 25BY 純米
昨夜は名古屋に帰ったときに買ってきた長珍のSUMMER JUN 25BY 純米を頂いてみました。
開栓時にポンと音がする。発泡が感じられるほどではないですが、少しだけガスが残っているようです。
常温~燗酒でも行けると合ったので、とりあえず常温で頂いてみることに。
燗を付けたときに感じるようなクリーミーな口当たりに、甘さはあまり感じず、少し強めの心地よい酸味が続き、そして最後に苦味と辛味のWパンチ!!
パッと見、かわいいじゃん♪と思っていたドアラのキャラの濃さを見せつけられたような感覚。
自分が思っていたよりもかなり癖があるので、甘めのやさしい口当たりが好きな人は、この温度を外すか、もう少し寝かしたほうが良いのかも?と思いますが、私は、これはこれで面白いと思いました。
この後、燗をつけようと思いましたが、その前に冷やしてみようということに。
温度は16~17度ぐらい。下がりすぎると、風味が閉じてしまいます。
クリーミーさは、この温度でも一瞬感じますが、その後は心地よい酸味を楽しむイメージ。常温では感じていた苦味や辛みも一歩下がり、お酒が持っている旨みに、酸と一緒になってキレをもたらしてくれるので、常温よりも呑みやすいと思います。
昨日の肴は、野菜や小エビを主に使った天ぷらや、枝豆、豆腐など。
豆腐や枝豆のような、塩であっさり食べるものでも、天ぷらのような油ものでも、どっちも上手にこなしてくれて、知らない間に料理もお酒も進むタイプ。しっかりとした旨みと切れの良さが利いているのかもしれません。
残り半分は、このお酒のセールスポイントの一つ、燗酒で楽しんでみたいと思います。
(2014年7月9日)