ミニボトルサイズの日本酒
GW中は外出先で呑む機会も多かったので、家で呑むときは少量サイズ。スパークリングを中心にちょこちょこっと頂いておりました。
トップバッターは、獺祭のスパークリング。
後味に若干の苦みを感じますが、濁りの甘みと発泡のバランスがいい感じですね。
同じ日に蓬莱鶴の純米活性酒を開封。
製造日を見るとこれが一番古くて1月のお酒なんですが、ものすごく元気なお酒。
ミルキーな香りがするけれど、舌にピリリと辛くドライさがあります。
翌日は雁木のスパークリングから。
ヨーグルトのような香りと甘酸っぱさがとっても合っていて、後味もみかんの缶詰を食べたような感じで、良い感じにまとまってました。
そのあと、金光酒造のさくらふぶき。
こちらは醸造アルコールを使った生貯蔵酒。日本酒らしい香りがあり、適度な酸味もあって、食中酒として邪魔にならないのですが、味としてはぼんやりという感じで、今一つピンと来なかったので、炭酸割りにしたところ、クリーンヒット!
そして蓬莱鶴 純米大吟醸。
香り高く、味もしっかり。甘みと辛みのバランスが良くて、最後にほろ苦さが続きます。サーモンの刺身や筍と鱧のはさみ揚げと相性が良かったです
3日目は美丈夫のスパークリングから。
ラムネやサイダーのような風味。後から苦みを感じますが、アルコールっぽさを感じさせないので、私はそんなに気になりません。大人のラムネって感じの味で好きです。
そして、今田酒造の白美。自分の中ではスパークリングとしてずっと一番好きなお酒だったのですが、今回は何故か発泡が例年よりかなり弱く残念な結果に。
そして宝剣。日本酒らしい香り。酸味と辛みがあって、辛みはいい感じに鼻に抜けていきます。単品で頂くより、肉汁たっぷりのメンチカツと合わせたときのほうが、力を発揮しておりました。
それにしても、最近、お酒をその日のうちに無理に呑みきらなくていいんだとか、変化する味を楽しむということを覚えたのもあって、一升瓶にも手を出すようになったのですが、呑み切り必須なスパークリングや、ちょっと試したいときには、やっぱり小さいサイズって便利ですね。
(2014年5月11日)