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花垣 純米 60
ある日の晩酌。
気まぐれで、鶏ごぼう唐揚げなるものを作ってみたくなりました。
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それに合せて、ごま油で炒めたしらすとたっぷり薬味をのせた冷奴、出来合いのポテトサラダ。
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日本酒を…というのか、私はお酒を吞むつもりはなかったのですが、とりごぼうの唐揚げを食べ始めたら気が変わり、花垣 純米 60を開栓。相変わらず素敵な色。黒飴のようなコクがある甘みに絶妙な辛味と酸味が続き、すっきりとした後味のお酒です。
鶏ごぼうの唐揚げは、味が薄めについていたこともあり、天つゆを用意して頂いたのですが、もうね、花垣が凄いのです。
鶏ごぼうの唐揚げに、お酒の味わいが解け込むのです。その後、鶏の旨みとごぼうの旨みが、ずっと続くのです。例えるなら、トゥーランドットを歌う、パヴァロッティのロングトーン。
もう、心地いいったらありゃしない。
因みに冷奴と合わせれば、冷奴に掛けたごま油や柑橘系のドレッシングと重なったお酒の苦味や甘みがコクとなり、心地よい香ばしさに。豆腐の持つ甘みをふわっと持ち上げます。
ポテサラと合わせれば、ほっこりとした味わい。これもまた幸せ。
う~ん おいしい♪
個性的だけれど、さりげなさとやさしさがあり。
平凡な日の平凡な食卓に彩を与えてくれるアクセントのようなお酒。
とっても良い夜になりました。ご馳走様でした。
(2022年7月22日)