開春 H27BY 無濾過純米生酒
週末は、新潟の酒友さんより、大好物が着弾♪
エゴ練という、エゴという海藻を寒天状にまとめたものなのですが、これを細長く切って、だし醤油と、ネギと鰹節をかけて食べると、出汁が絡んだエゴがつるっと、いご練の風味がふわっと、なんとも言えない美味しさなのです。
そして、一緒に入っていた生かんずり入りサーモンの塩辛。
こうなったら、呑まないという手はないでしょう(* ̄Oノ ̄*)
ということで、なんとなく冷蔵庫から取り出したのは、島根の開春。H27BYの生酒。
白鴻の辛口純米が、1合分ぐらいしか残っていなかったので、こちらから呑むことにしました。
このお酒、温度が上がってくると、熟成香のようなものがでてくるのですが、それまでは、微かに感じる程度で、強めの酸味に、後からほんのりコクのある甘みを感じるお酒で、意外ときれい。
これがですね、サーモンの塩辛と一緒になると、サーモンの旨味とお差家の旨味が重なった後、後から、かんずりのいい香りがふわっと立たせる好相性なのです。
サーモンの塩辛の器は小さいですが、ちょこちょこ盛り直したのはいうまでもありません。
エゴ練りもよく合います。
鶏肉、特に鶏皮ポン酢には、白鴻の辛口純米が良いですね。このお酒、口に含むとスッキリした感じなのですが、しっかりとした辛味があり、鶏皮ポン酢の後味を心地よいものにしてくれました。
それにしても、大好きなエゴ練り。そして、サーモンの塩辛の後のふわっと立つかんずりの香り。本当に心地よかった。ごちそうさまです。
(2020年6月3日)