白鴻の夏の純米生酒(特別純米 緑ラベル)
昨日は呉市安浦のお酒で、白鴻の夏の純米生酒(特別純米 緑ラベル)を頂きました。
4月の試飲会で気に入って予約購入したお酒です。
試飲したころより、若干苦味があるような気がしますが、うっすらとした甘みや酸味と相まって、爽やかな印象。
生酒なので、熟成が進むということも考えられますが、
4月といえば、18度前後の無濾過生原酒を主に呑んでいたころで、今はアルコール度数15度以下のお酒を主に呑んでいる状態。
となれば、16度のこのお酒も、4月に呑んだ印象より重く感じるかなと思ってましたが、そんなこともなく、いい塩梅のふくらみと感じるのは、呉のお酒の中では比較的ボリュームを出すことを得意としている白鴻の特徴や、それに伴う甘さを活かしているところと、酸味のバランスが良いからかもしれません。
さて、これが食中酒となると、お酒単体で頂いてた時に少し感じていた苦味も感じず、どんなお料理とも自然に寄り添う感じ。
お魚の粕漬だろうが、鶏のささみカツだろうが、お野菜だろうが、お酒が出すぎることも、料理が勝ちすぎることもなく、程よくマッチしてくれます。
そんな感じなので、本当は昨日は2人で合わせて2~3合呑む予定でしたが、あっという間に4合瓶が空に。
個性的なお酒も面白いですが、普段呑みに1本あると落ち着く夏酒でした。
(2014年7月7日)