三谷春 純米酒
刺身でいけるような、そこそこ大きい地物の鱸が1本500円でした。
初日はバター焼きとカルパッチョで食べ、アラはブイヤベースの出汁用にストックし、残りは昆布締めに。
ああ、なんてお得♪
ということで、3日前に仕込んだ昆布締めと、家にあった野菜で煮浸し、里芋の唐揚げと、ほぼホタテ、三方原のじゃがいもを衣にした鶏もも肉、家に植えてあった菊芋の葉っぱの天ぷら、頂き物のサーモンの塩辛、キャロットラペで晩酌です。
お酒は、呉の倉橋島にある林酒造の三谷春 純米酒。
前日、開栓直後は、花のような香りと複雑な味わいが絡みあった印象でしたが(でも、食中酒としては悪くない)、1日おいたことで、いい塩梅にまとまりました。
少し特徴的な苦味は酸味と重なってさわやかで、微かに辛さもあり、スッキリした味わい。かすかに感じる優しい甘苦味が、みずみずしさを演出していると思います。
食中酒としては、全体的に、本当に自然に合うという感じで、無理なく楽しめるのですが、本日のメイン、鱸の昆布締めとの相性は別格。
薄切りにしたレモンと一緒に昆布締めを頂くと、このお酒の特徴、スッキリとした甘みとみずみずしさが際立ち、本当に、気持ちいいぐらいに、ぴったんこ。
美味しかったぁ♪
久しぶりにちゃんと向かい合った三谷春。とっても、おいしゅうございました。ごちそうさま。
夏に良く作る野菜の煮びたし。
TVのスターの格付け番組でも話題になった、ほぼほたて。
個人的には、そのままで食べるより、フライで食べた方が、ホタテに近い気がしました。
(2020年6月9日)
夏野菜の煮びたしの、おおざっぱな作り方は、こちらにあります。