長珍生詰純米大吟醸 伊七 本醸造 純米吟醸
横須賀は風が強い。なので要らないって言えば要らない気もするのですが、エアコンを買に行くことにしました。
が、前回買ったのは18年前。たっきゃ~のなんのったらありゃせんが。しかも、新しい機種か古い機種かイマイチ曖昧だし、この機能いるのか?と首を傾げたりで、結局この日のうちに決まらず。
どっぷりつかれたまま、お惣菜やお刺身を買って帰りました。
そんな日に肴に合わせたお酒は愛知の長珍。先日帰省した時に店頭試飲販売をしておりました。
その時は、呑み慣れたブルーラベルの方が美味しく感じられたのですが、たまには違うのを…と思って購入。
あのときは、まだ固く、山田錦にしては若干痩せていて、苦味と辛味が尖っている印象でピンとこなかったんですが、しかし、1ヶ月過ぎたら、ぐぐ~んと美味しくなっておりました。
甘ったるくない甘さと膨よかさ、それでいてスッキリした感じでいい塩梅に。まさに、理想的な夏酒。
私がこのお酒を買おうとしている時、どこかのマダムがまとめて20本ぐらい買っていくのを目の当たりにしましたが、そうできないものの、そうしても良かったかもと思えるような味わいです。
そして、岡山の酒友から頂いた伊七の本醸造と純米吟醸で晩酌。こちらは本醸造らしい味わいと、静かな中にもコクがある味わいが、キリッと冷やしたときに心地よいお酒。
肴は鮎の塩焼きと甘長とうがらし、天ぷらは穴子、オクラ、ゴーヤと茄子のかき揚げ。それと夏野菜のゼリー寄せ。
こんな、夏の食卓には、軽すぎず、深い味わいとキリっとさを持ち合わせたお酒がやっぱり呑みたくなるんだなぁ…と思いました。
(2015年7月19日)
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