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津鉄の「走れメロス」で走れ!madaka✨

「恥の多い生涯を送って来ました。」

太宰治 「人間失格」

で始まるのは、日本の文豪である太宰治の小説『人間失格』。
madakaもそれなりに太宰の作品は読みましたが、いまだに人間失格だけは読めないんですよ。子供の頃に文庫を手に取ったものの進まなくて💦

と、文学の話で始まってしまいました。この津軽鉄道沿線の最大の観光地は金木町で、金木出身の有名な作家が太宰治なので、切っても切れない縁なんですよね。

津軽中里駅→金木駅へ

ストーブ列車で津軽中里駅へ。そこから2時間ほど、飛び入りで地元のイベントに参加して食事したり、出し物を見物して過ごしました。駅のすぐ近くに、ねぶたの展示場があったのも面白かったな。

折り返しの列車の時間になったので、今度は金木まで足を運んでみようとプラットホームに進むmadaka。

こ、これは!!

そこには、メロスがいました!

津鉄の走れメロスを紹介!

何、このロゴ。誰が作ったの??かっこいい。

車内。雪でどうしても床が汚れるんだね。雪国は大変だよ。

何やら賑やかな飾りが??

クリスマスは終わったはずだけど、走れメロスの「中」はまだ、メリークリスマス🎄

かわいいではないか。

冬の飾りつけ。こういうのも、お客さんを楽しませたいっていう、津鉄スタッフさんの気持ちなんだよね。しみじみしちゃう。

そして、走れメロスの中には図書館もあるんだよ!

五所川原~津軽中里が40分くらいだから、読めないこともないね。

太宰治作品はないみたい💦

私でもよければ、比較的きれい目の本を献本することは可能だけど、遠いよね、、、青森。

金木駅にて

走れメロスに揺られて、金木を目指しました。

見守ってくれた

さぁ、着いたよ。反対車線は午後のストーブ列車。ここで稼がないとね!

やはり、あったよ。

madaka、『津軽」は読んだ。太宰がひたすら故郷をディするとともに
でも好きなんだよな、という裏腹な感じに笑えた。

金木の駅は、きれいなんですよ。五所川原駅を見ていたので心配していたのですが杞憂でした。(←失礼)

多分、金木町の施設と合同の建物なのよね

駅舎はこんな感じ。

とにかくグッズがすごいのよ。

金木駅の待合にもミニ図書館が!(さすが文学の町)

ここまで来たからには、斜陽館に行く

金木にきたら、斜陽館行かなきゃね。駅から歩いても10分かからないくらいじゃないかな?

太宰治の生家です。実家がかなり太いのよ、あの人。

ここで役立ったのが、あれですあれ!リゾートしらかみ青池でゲットしたあれ!!覚えてますか??みなさん。

乗車証明

リゾートしらかみの乗車証明を見せたので、斜陽館の入場料は割引に!ラッキー。

半端ない資産家、津島家

それでは、皆様にはこの津島家のすごさを見てもらいたいと思います。

なんちゅう調度品💦

1階、玄関入ってすぐの大広間。余裕で走れる。

廊下に使われている木材もつるつる。

改修している可能性もあるけど

お店の区画もある。

店はちゃんと洋間に。

迷路みたいな家。
庭ももちろん立派。

雪がとけたら、もっと立派だと思う。

京都の寺ですか?

もちろん、2階もあります。階段がまずもって普通ではありません。

出た!2階にも洋間。

この部屋の襖に貼られている漢詩。

漢詩をアップすると。

どうしてこの家から、あの作家が生まれたのか?

豪奢な邸宅を周ったあと、本当に考えてしまいました。かなりの資産家である津島家に生まれた修二君。(太宰の本名)実家はこんなに太いのに、なんでまた無頼派の小説を書くようになったのか。挙句、女性との数々のスキャンダル。ほんと、ほってけない魅力のある作家です。死してなお、数多くの人間を魅き付けるのですからね。

こんな人形、本人が見たら冷笑するか、怒るかどっちかだと思う(笑)

津鉄で1日満喫

こうして、津鉄沿線で過ごす1日は終わりました。

津軽は面白い。

五所川原に戻る

今度は芦野公園の喫茶店にも行きたいな~。

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