
3日目。宗谷岬で『鉄』が叫ぶ&宗谷線リターンの巻
遂に稚内、来ました。

あ、これは稚内駅に隣接している観光案内所で頂きました。これは嬉しい特典です。大事に持って帰ってきてますしね。
3日目の旅は、宗谷岬探訪からの始まり
ここでいったん鉄道旅はお休みになります。稚内まで来たのだから、そりゃ日本の最北「宗谷岬」に行かなくては💦ここからはバスの旅ですね。

宗谷岬行きのバスチケット購入
これまた駅からつながっている、宗谷バスの案内所へ。
そこでは、稚内駅⇔宗谷岬の往復チケットが発売されていました。助かりますわ~。

稚内駅から宗谷岬まではバスで片道50分ほど。結構遠いのですよ。念のためとつい、セコマでおにぎりを備蓄として購入してしまうのです。

稚内駅~宗谷岬(バス)
バスの停留所には平日なのに結構な人の数。観光客ですね。でも日本人ばかりです。

さぁ、乗り込もう。

最初の25分くらいは、稚内市街を通り。昨日鹿を目撃した、南稚内駅近くも走行。後半に見えてくる風景はこんなです!!
こんな景色なので、移動も苦ではない。#稚内 pic.twitter.com/wBay31adQZ
— madaka_Railway (@MadakaRailway) September 2, 2024
けして、天気は良くなかったのですよ。そして、何より稚内は1年を通して風が吹き抜ける町。風車がここかしこにあります。

バスストップがエモい。
— madaka_Railway (@MadakaRailway) September 2, 2024
オホーツク海と対峙するバスストップ。 pic.twitter.com/hpONnAfmF2
海岸線をひたすら眺めて、遂に最北の岬に到着しました。
宗谷岬の『鉄』。
宗谷岬で許された滞在時間はなんと40分!これは、ひとえに宗谷線のダイヤが理由となります。しょうがなし(´;ω;`)あまりに遅い時間まで鉄道に乗ってないためです、、、効率よく見学しなくては!

たまたま誰も『最北のモニュメント』に映ってないですが、こうなる瞬間を待ちわびていました。みんな自分を入れて撮影していましたからね。

そして、madakaが個人的にここに来たかったのは、最北の向こうに何が見えるのか。

樺太!かつてあそこも日本だったなんて。国境というのは、こういうものなのですね。ここから例えば旭川へ行くよりも、樺太の方が近いのです。

間宮林蔵については、いろいろ情報調べてみたいな。
宗谷岬の背後に丘があり、高いところから岬を眺められそうです。時間も限られているので颯爽と移動します。


丘の上にはこんなもの。

古いですね。

帝政ロシアとの国交が悪化し始めた明治35年(1902)に、国境の備えとして旧帝国海軍が建設したもので、当時最強といわれたロシアのバルチック艦隊が、宗谷海峡、津軽海峡、東シナ海のどこかを通過し、ウラジオストクに集結するかを察知することは、戦略上極めて重大であったことから、同望楼の海上監視にも、任務の重要性が課せられました。
こういう像も。

北海道の牛乳生産量100万トンを突破と、飼育乳牛50万頭突破を記念して、昭和46年(1971)7月、宗谷岬の丘陵上に建設されました
それにしても、稚内市は丘陵がたくさん、そういう地形?
宗谷岬の背後に広がる高台を登って進むと、稚内の山地を特徴づける“モコモコ”としたなだらかな丘陵(きゅうりょう)性の地形が目に入ります。
この“モコモコ”とした地形は、高さ20mから200m程度となり、稜線(りょうせん)は丸みを帯び、谷は樹枝状に伸びているこの地形は「周氷河地形(しゅうひょうがちけい)」の一つと言われています。
地形好きの顔が出てきました。
ここ、Google Mapで見つけて長年行きたかったけど、滞在時間40分では無理#食堂最北端#宗谷岬 pic.twitter.com/55ncpXuoEO
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もしかしたら、1番行きたかったところはここかもしれない(笑)
一通り見学し、帰りのバスに乗り込みました。
宗谷岬帰りのバス。
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この辺の地形の特徴、丘陵地帯が海岸線に沿って続く。
風が始終海から吹き続けるので、木は育たない。 pic.twitter.com/wYL8Gzpwns
帰りのバスでは陸側を観察。
— madaka_Railway (@MadakaRailway) September 2, 2024
そしたら稚内空港ハッケン🧐 pic.twitter.com/MZerDEuAql
リターン、宗谷線
超高速・宗谷岬見学を終え、また1時間近くかけて稚内駅まで戻ってきました。帰りのサロベツまでこれまた1時間しかありません。昼!!
駅の食堂でアツアツのホタテラーメンをかけこむmadaka。やけどしましたよ。

余裕がなくなるのが嫌だったのです。
稚内とお別れです。いつも鉄道のりっぱなしのmadakaが珍しく観光したところでした。

戻りの便は、自由席にしました。フリーパスの指定席枠も限られてますから。平日なのでそこまで多くないと予想しました。

きちんと撮影しました。

戻りのサロベツ内では、呑み鉄しちゃいました。

再び来た道を戻る、盲腸線。
もうひたすらに、madakaの瞑想の時間。

美深駅を綺麗に撮影したいと思ったのに、やっぱり失敗。

戻りの宗谷線はひたすらに瞑想していたので、撮影してなくてすんません!
旭川到着。この日はここで宿泊
何とか日が上がっている間に旭川に到着しました。この日は洗濯ものがあったり、伸びた髪の毛を切ろうと美容院に行ったり、まぁ、多少の生活の調整をする時間となりました。それにつけても、ローカルニュースですよ。

あさって、というのは9月4日のことを指しています。もしその通りに復旧するなら、madakaの計画も大きく崩れなさそう!


また、別のニュースで『抜海駅』の特集もしていたので見入ってしまいました。

こんなに愛されている駅なのね。

次、madakaが宗谷線をたどるときには、もう抜海駅はないのでしょう。通り過ぎてしまった大事な景色。

鉄道の旅は、ますます一期一会になっています。